新型コロナのオミクロン株が猛威をふるっております。
どうぞ、皆さまお気をつけください。
今日は立春ですが、まだまだ寒い日が続きそうです。
今年の冬は、こちらでは例年になく雪の降る日が多いです。
今住んでいる町は日本海に面しているので、雪が積もってもせいぜい2~30cm程度で収まり、それが一旦融けて、路面が見えだした頃に又降るというようなペースで冬が過ぎていきます。
こちらから30Kmほど内陸の方に入ると、積雪3m以上なんていう温泉地もありますけどね。
しかし、今冬は12月の末頃に初めて雪が積もり、その後も毎日のように雪が降ります。
毎日の降る雪の量は多くなくても、家の前の雪掻きは毎日の日課です。
家の前の道路は6m道路なので、一定の雪が降ると早朝に除雪車が出動します。
市の方の今年の除雪費用は、既に当初予算の倍くらいになってるようです。
地球温暖化が進むと、日本の積雪量は増えると言われてます。
暖かくなるなら、雪の量は減るのではと思いますがそうでは無いようです。
次の写真は、冬の典型的な西高東低の気圧配置のときの雨雲レーダのものです。
大陸の方から吹く強い北西季節風による筋雲がはっきり見えます。
大陸の乾燥した空気は、日本海の海上に出てある程度沖合に届くと、海から上がる水蒸気をたっぷり含んで、それで雲ができます。
その雲が日本列島に届くと、高い山にぶつかって雪が降るわけです。
こんなことは皆さんとっくにご承知とは思いますが。
しかし、地球温暖化がすすむと海面の水温が上昇し、それに比例して水蒸気量が増加することになるので、日本海上空にできる雪雲の量が、いままでより多くなるというのです。
という事は降雪量も増える事になります。
春の雪解け水は灌漑にも利用され、マイナス面ばかりではないものの、もうこれ以上雪はいらないなと思います。
日本列島は世界の中でも積雪量が多い地域に入るんだそうですね。
さて、次の写真は街中の交差点に積み上がった除雪した雪の山です。
ここの交差点では、毎年一時期このような雪の山が出来るのですが、こんなに高くなったの初めての様な気がします。
写真右端の女性の背の高さと比較してみてください。
それにしても、どういう風にして雪を積み上げるんだろうと思ったりします。
この写真はしばらく前のもので、その後も雪は降ってるので、いまはもっと高くなってるかもしれません。
立山黒部アルペンルートなどは、もっと高い雪の壁になりますが、街中なので積み上げるのもここらが限界でしょう。
まさか、雪崩が起こる事は無いでしょうけどね。