ワクチン接種は筋肉注射 一部修正 | たまご寒天のブログ

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住んでいる町でも、高齢者向けのコロナワクチン接種が開始され、私も第一回目の接種を受けた。

 

医療従事者の接種は、公的病院職員から開始され、5月下旬には市内のクリニックの職員も接種が完了しました。

感染者との接触の可能性が高い、薬局の職員の方も接種済だと聞いている。

 

今回のワクチン接種の実施に当たっては、全国的に運用が各市町村に任せられている。

 

わが町では、医療従事者に次いで、市内の高齢者介護施設の入居者と、ヘルパーさんなどの職員にまず接種が行われた。

これには大いに賛成だ。

 

介護施設では、昨年国内で感染者が出だした頃から、入所者と外来者との面会は原則禁止にして、ウイルスの侵入を防ぐ努力をしてきた。

しかし、それでも職員などから感染者が出て入居者に感染拡大し、全国的に多くの介護施設でクラスターが発生した。

 

介護施設内では、介護業務のためには濃厚接触は避けられず、一気に所内に感染がひろがってしまう。

ある程度重症にならないと医療施設への転院も出来ず、多くの入所者の方が亡くなっているのが実情だ。

 

政府の専門家会議のメンバーは、医療専門家(医師)・経済専門家・地方自治専門家で構成されている。

的確なコロナ対策実施のために、なぜ介護専門家や看護師などの代表ををメンバーに入れないのか大いに疑問に思ってきた。

 

話が横道にそれたが、町ではその後65歳以上の高齢者の番となり私も接種出来た次第です。

 

接種の優先順位をみると、英国などでは優先順位を10段階に細かく分け、高齢者もまず最初は80歳以上で次に70歳以上などと順次年齢を下げて接種している。

日本では、65歳以上と大雑把に一括りで、対象が3,600万人と多く、予約も混乱する要因となっている。

 

ところで、今回のコロナワクチン接種は筋肉注射で行われている。

この理由は、筋肉内は血流も多いため、皮下注射に比して抗体生成が得やすいためだ。

 

世界的に、各種ワクチン接種は筋肉注射が標準で、インフルエンザワクチンなどを皮下注射してるのは日本だけのようだ。

副反応も、筋肉注射の方が皮下注射よりも起こりにくいと言われている。

 

これから、毎年コロナワクチンを接種することになるだろうから、来年からは、インフルエンザ予防接種も世界標準の筋肉注射になるんだろうなと思う。

 

以前在職した会社は米国に現地法人が有り、出張した時に、インフルエンザワクチン接種は、大きなドラッグストアで薬剤師さんがやってると聞いたことがある。

 

今日のニュースで、人出が足らず歯科医師さんも今回特別にワクチン接種行うと報道されていた。

 

次の部分を一部訂正します。

看護師さんは医療行為の補助が出来るという事で、医師の指示のもとに注射も出来ます。

 

当然ながら接種会場には医師がいるはずで、その管理下で看護師さんによる接種を行えます。

 

くどいですが、看護師さん単独で家庭を訪問して接種行為を行うなどの行為はできません。、

 

かっては、医師しか注射が出来ないという規定のある時期も有りましたが、インフルエンザウイルスの接種などが増え、この条項は削除されました。

 

英国では、訓練を受けた市民ボランティアが接種してるらしい。

 

医療レベルが世界トップクラスと言われてきた日本が、ワクチン接種進捗率でみると、世界で110位だそうな。

日本はいろんな面で特殊な国のように思えてきました。