喪中はがき | たまご寒天のブログ

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テーマを選ばず思いついた事をそのつど書き込みます。
好きな作家は藤沢周平さんです。
歌手羽山みずきさんのファンです。

紅葉がすすみ、街角の木々にも季節の移ろいを感じます。

そしてこの時期は喪中はがきが届く頃でもあります。

 

昨年は母が亡くなったので、去年の今頃に喪中はがきを書き、年が明けた1月末に寒中見舞いのご挨拶を親しい方たちに届けました。

 

早いものですね、もう1年が経ちました。

 

そして、今年も数日前から喪中はがきが届くようになりました。

 

最初に届いた喪中はがきは、親しくして頂いた先輩がつい先月亡くななられたというものでした。

首都圏にお住まいでしたが、手術をされた後の最新の薬の効果もあり、退院してお元気だという事を今年の1月頃に聞いておりました。

 

春になったら、お見舞いに行くつもりでしたが、その後のコロナ騒ぎでそれもかなわず、ずっと心残りでした。

 

奥様にお電話を差し上げてお悔やみを申し上げましたが、症状が急変して、入院後わずか4日で亡くなられたと伺いました。

 

生前のご本人の希望もあり、家族葬にされたそうです。

コロナの関係で、入院時のお見舞いも5分間に制限されたと悔んでおられました。

 

そして今日も一通届きました。

 

京都で机を並べて仕事をしていた頃の同僚です。

私はその後転勤があり、彼は家業を継ぐため会社を退職したので、ずっと会う機会はありませんでしたが、年賀状では近況を交わしあっておりました。

 

そう言えば、ちょうど今頃は京都は紅葉の季節で一番賑わう季節です。

京都のホテルは、例年ですと11月20日頃はまず予約が取れません。

春に予約をしようとしても取れないんですよ。

 

色々な思い出がよみがえりました。

 

私より7歳も若いのに、逝くのが早すぎますよ。

明日、喪中はがきを送って頂いた奥様に、お悔やみの手紙を出そうと思っています。

奥様にはお会いした事ありませんが、若かった頃颯爽としていた彼との思い出の一部を綴ろうと思っています。

 

 

まあ、毎年こういうはがきが届くようになったというのは、自分がそれなりの歳になった証拠でもあります。

 

亡くなっった先輩との共通の友人と「コロナからも上手く逃げおおせるよう頑張って、お互い決められた日まで、せいぜい楽しんで生きようじゃないか」と電話で話し合いました。