西宮戎神社 | たまご寒天のブログ

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好きな作家は藤沢周平さんです。
歌手羽山みずきさんのファンです。

毎年恒例の、西宮神社での本殿参拝の一番乗りを競い合う「福男選び」の模様がテレビで放映されていた。

 

合図と同時に神社の入口から本殿まで一番乗りを目指して疾走する。今年の福男は高校の先生だということです。

 

私は父の仕事の関係で小学生の間だけ西宮市に住んでいました。

家から10分程のところに神社があったので、時々遊びにいきました。

祭神がえびすなので「えびっさん」と呼んでいました。

 

1月10日の「10日戎」などのお祭りには、多くの屋台やサーカス・ろくろ首などの芝居小屋も出て大変賑わい、お年玉をもらって懐が裕福な子供達が鼻息も荒く集まってきました。

 

そこで私が一番興味を持ったのは、ウグイス(ヤマガラが正しいらしい)のおみくじ芸でした。毎年正門の裏側の静かな場所でこのおみくじ芸をやっていました。

 

子供がお賽銭のお金(せいぜい10円玉)をおじさんに渡すと、籠の扉を開き中に入っていたウグイスが出てきて、50cmほど離れたところにある神棚の前までちょんちょんと行きます。

 

神棚の前に置かれた賽銭箱にお金を入れ、ぶら下がっている鐘のひもをくちばしでくわえ、左右に振って鐘を鳴らします。

それから神棚の扉をくちばしで器用に開け、中に入っているおみくじの一つをくちばしにくわえます。

 

そのままおじさんの前までちょんちょんと帰り、おじさんの手のひらにおみくじを落とすのです。

 

このおみくじがお金を出した子供に渡されます。

 

この一連の芸をなんと小鳥が行うというのは、子供の私にとっては大きな驚きで、飽きずにずっとみていました。

 

You tubeで検索したらこれと同じような動画がありましたのでお借りしました。

 

 

悪ガキどもは、この他にもいろんな遊びをしました。

神社の境内には大きな池があり、紐でくくった牛乳瓶の中にパンくずを入れ池の中に沈めます。

20分程経って瓶を引き上げると、瓶の中には小さなエビがたくさん入っていてそれを捕まえることができました。

 

今も子供たちは楽しくあそんでいるのだろうか?