先週「宝島社」の月刊誌、「田舎暮らしの本」で「高齢者が住みたい田舎ランキング」の発表があった。
このうち65歳以上の「シニア世代が住みたい田舎部門」で酒田市が1位に選ばれたという事です。
私も酒田に移り住んだ一人です。
私は四国生まれで、高校生卒業後は東京・大阪(京都)・横浜で住みました。
仕事リタイヤ後は酒田に住むことを想定し、在職中に酒田に家を確保して準備をししました。
なぜ酒田にしたのか最大の理由は酒田が連れ合いの出身地だったことです。
全く縁のないところを終の棲家にすることは横着物の私にとっては想定できませんでした。
私の出身地の四国か連れ合いの酒田のどっちかです。
そこで最終的に酒田を選びました。連れ合いはその結論に驚いていましたけど。
子供は結婚して神奈川県に住んでいます。
田舎出身の私は40年以上都会で生活しましたがやはり田舎が落ち着きます。
酒田がランキング1位になったことに対しては不思議に思いません。
人口が10万人強で生活の不便さは無い。
海・山・大河・美しい四季の変化・自然の豊かさ・食べ物・好物のお酒・豊かな風物・それになんといっても人情味溢れる心優しい人々など数えきれません。
酒田は昔からの湊町で、外来者に対していつもウエルカムです。
すれ違う小中学生は必ず挨拶をしてくれます。
ご高齢の近所の方もネイティブの方言でよく話をしてくれます。(まだ3割くらいしか正確に理解できませんが)
最近大型クルーズ船が多く酒田港に寄港しますが、乗客の外国人にもとても評判が良いようです。
「住めば都」とはよく言ったものです。
人それぞれに、今すんでいるところがいつも一番いいところなんだと思います。