全摘後 カンジダとの戦い | 婦人病と20年 絶対知るべき女の憂鬱

婦人病と20年 絶対知るべき女の憂鬱

ハタチで受けた卵巣嚢腫摘出手術。
それから20年。
3回目の手術で巨大卵巣嚢腫と共に子宮も卵巣も全部摘出し、これで終わったことを切に願う。

男性の皆様、女って大変なんだぞ。
女性の皆様、どうぞ気を付けて。

これは他人事じゃない、誰もが知るべき事。

【カンジダ】

カンジダ菌は常在菌であり、誰もが腸内や腟内に持っている菌。普段は悪さをすることはありませんが、体調の悪い時・風邪などで身体の免疫力が弱った時や生理前などに、腟内の殺菌能力よりもカンジダ菌の繁殖力が上回って大繁殖して発症しやすくなります。

発症すると腟と外陰部に強い痒みが起こり、酒粕やヨーグルトのような白いおりものが出ます。カンジダは性行為によってパートナーに感染させることがあります。

 

 

 

カンジダは性感染症の部類ではありますが、全く珍しいものではありません。

 

一度発症すると再発しやすいという話もあり、ひどい方は、生理のたびにカンジダに悩まされるんだそうです。

 

…私も、以前から何度かカンジダ感染は経験していました。

 

だから、ヤバいかなぁと思っていたんですよね。

 

全摘の術後、卵巣欠落による更年期症状が出始め、おりものも激減して膣が乾燥ぎみ。

 

しかもホルモン剤やピルの服用も、カンジダを引き起こしやすくするんだそうで。

 

残念ながら、カンジダにならないわけがない。

 

 

 

 

↑↑↑のブログで書いたように、術後しばらくして膣の痒みが出始めた私。

 

そこまで強い痒みではなかったこともあり、当初はカンジダではないだろうと思っていたのですが、白いおりものが出始めたこともあって、パートナーができたタイミングでカンジダを心配しました。

 

性行為をしないのであれば、まだまだ様子を見る程度の状態だったのですが、性行為をするとなれば話は別です。

 

パートナーに感染させてしまうわけにはいきませんから。

 

しかも、お付き合いを始めてすぐなんて、特に気を使います。

 

 

 

 

仕事が忙しく、タイミング的に医者にかかることできなかったんです。

 

だから、かなり迷いましたが自己診断で勝手に市販薬を使って治療することにしました。

 

これはおすすめできる行為ではありませんが、カンジダはその特性上、自己治療ができるんですよ。

 

以前に病院でカンジダの診断を受けた経験があり、症状も理解していて自己診断ができる人に限り、ドラッグストアで(調剤薬局の部分)市販薬を買うことができるんです。

 

カンジダの治療は、基本的には膣錠を膣に入れるというもの。

 

市販薬は病院で処方されるものと差異はなく、1回だけ使用すれば良いものや6日間使用しなければいけないものがあります。

 

市販薬を買ったのは初めてだったので心配しましたが、別に以前の診断を証明する必要があるわけでもなく、薬剤師さんに口頭で確認されただけだったため、助かりました。

 

 

 

こうして、パートナーと物理的に繋がる前に身を清めた。

これがカンジダとの戦いの幕開けでした……。

 

第2戦目へ続くあせる

 

 

 

 

待って知らなかった。カンジダ治療薬、今やネットで普通に買えるじゃないですか。

せめて薬剤師さんとは話した方が良い気がするんですが…。↓↓↓