ホルモン剤 飲み忘れるとこうなる | 婦人病と20年 絶対知るべき女の憂鬱

婦人病と20年 絶対知るべき女の憂鬱

ハタチで受けた卵巣嚢腫摘出手術。
それから20年。
3回目の手術で巨大卵巣嚢腫と共に子宮も卵巣も全部摘出し、これで終わったことを切に願う。

男性の皆様、女って大変なんだぞ。
女性の皆様、どうぞ気を付けて。

これは他人事じゃない、誰もが知るべき事。

飲むにしろ塗るにしろ貼るにしろ、とにかく毎日決まった時間に定期摂取しないといけないお薬。それがホルモン剤。

 

これ、結構難しいんですよね。

 

特に仕事などの関係で、毎日不規則な時間で動かなければいけない方には、なかなか厄介なものだと思います。

 

今現在私が服用しているプレマリンは、朝の食後の摂取の指示。

 

でも朝って、仕事が休みの日はゆっくり寝ていたり、朝ご飯を抜かしたりすることもあるじゃないですか。

 

だから私は、毎日夜の9時にアラームをかけて、飲むことにしています。

 

飲み始めてもう1年経つので、最近はさすがにもう飲み忘れることはなくなってきました。

 

でも始めた頃はまだ習慣づいていなくて、アラームをかけるという工夫もできていなかったから、忘れたこともあったんです。

 

その時、どうなったか。

 

 

 

……私、びっくりしました。

 

たった1度飲み忘れたくらいで、ここまで体に変化があるなんて!

 

もうね、見る間に更年期症状が起き始めたんです。

 

まさにそれは『ヤクが切れた』状態。

 

アヤシイ薬じゃないんだけど、心臓はバクバク、息切れして、体は熱くなり、ヤバイヤバイヤバイ!っと。

 

 

 

ホルモン補充療法を始めたてで、体の状態がまだ落ち着いていない時だったから余計に変化が大きかったのかもしれませんが、変化に驚くと同時に、ホルモン剤の影響力がすごすぎて、なんだか怖さすら感じた出来事でした。

 

そしてホルモン補充を始めて数ヶ月経って忘れた時も、最初の飲み忘れの時ほどではなかったものの、やっぱり起きた動悸。

 

それから2~3日の間は更年期症状が出がちになりました。

 

飲み忘れたら影響が出るのは、必至のようです。

 

 

 

でも安心してください。

数時間ずれるくらいは大丈夫ですよ。

 

飲み忘れに気付いたらすぐに飲むこと。

 

でもだからと言って、2回分を立て続けに飲むことはNGです。

 

過剰になるのも、それはそれでいけませんから。

 

 

 

怖いもんです。

 

皆さま、どうぞ、お忘れなく。