術後に出た意外な不調 ③泌尿器 | 婦人病と20年 絶対知るべき女の憂鬱

婦人病と20年 絶対知るべき女の憂鬱

ハタチで受けた卵巣嚢腫摘出手術。
それから20年。
3回目の手術で巨大卵巣嚢腫と共に子宮も卵巣も全部摘出し、これで終わったことを切に願う。

男性の皆様、女って大変なんだぞ。
女性の皆様、どうぞ気を付けて。

これは他人事じゃない、誰もが知るべき事。

これはおそらく、意外でもなんでもなく、手術を受けた多くの人が経験する不調なのではないかと思います。

 

泌尿器=膀胱やら尿道やら。

なぜここに影響が出るかと言うと、手術の時に尿道カテーテルを入れて尿を自動排出(?)する関係で、細菌が入ってしまったり、多少泌尿器に傷がついてしまうことが多いからです。

 

カテーテルを入れる時はもう麻酔で寝ているので痛みは感じませんが、これを抜く時は、そこそこ痛いんですよね。

 

そしてそれからしばらくの間、排尿のたびに尿道口にツンとした痛みが。

はい、膀胱炎です。

 

私の場合それは結構長く続き、そこまでひどくはなかったものの、3~4ヶ月もの間痛みが続きました。

 

 

 

もちろん担当医にも相談しました。

受診の際、予定には入っていなかった検尿をこちらからお願いし、検査。

すると先生は、数値的にそんなに重症ではないから、薬を飲む必要はないと。

 

 

 

私は過去に血尿が出るほどの膀胱炎にもなったことがあるのですが、膀胱炎の治療は一般的に抗生剤を服用するというものになります。

 

症状が良くなったからと言って途中で薬を止めてしまうとぶり返すから、しっかりと最後まで薬は飲み切ることが鉄則。

 

正直私は、さっさと薬を飲んですっきり治してしまいたかったのですが、先生に必要ないと言われてしまったら仕方がありません。

まぁ抗生剤には当然副作用もあり、既に胃腸の不調に悩んでいた私は、やすやすと飲むべきものではなかったでしょうしね。

 

ということで、しっかりと体を休めつつ、たくさん水分をとり、たくさん排せつする(おしっこを出す!)というごくごく基礎的な方法をとってゆっくり治していったのでした。

 

 

 

……さてところで、今日は大晦日ですね。

 

本来であれば飲んで騒いで楽しく過ごしたい年越しに、こんなブログを読んで体を気遣わなければいけない不運なあなた。

 

大丈夫です。来年のお正月はきっと大丈夫。

この先何度もお正月をしっかり楽しむためにも、今は少しの辛抱を頑張りましょう。

 

それでは皆様、良いお年を!!!