『ケロイド』は、まぁ単語として、結構知られていますよね。
簡単に言うと、ケロイドとは、傷が赤く盛り上がった状態のまま定着してしまうこと。
炎症が比較的弱いものを『肥厚性瘢痕』と呼ぶそうですが、ひとくくりに「ケロイド」と呼ばれることもあるそうですから、ここではケロイドとします。
手術だけでなく、ニキビなんかの小さな炎症でもこのケロイドは起こるものですが、がっつり切ってる手術跡は当然ケロイドにもなりやすい。
一体どういう人がなるのか?
「ケロイド体質」というケロイドができやすい体質があるそうで、もしそうであれば、残念ながらどうしようもないですね。
ただ、できやすい体の部位というものもあり、下腹部もそれに含まれます。
特に縦切りで開腹手術をした場合はリスクが高いそうです。
そしてなりやすい状況というものもある。
それは、前回のブログで挙げたヘルニアと同様です。
完治していない傷に強い力がかかると、炎症が強くなり、完治までさらに時間がかかります。
傷口が引っ張られるような運動や動作は避けるべき。
やっぱり腹圧はかけてはいけないんです。
ケロイドも、ヘルニア同様、一度なってしまえば簡単に元に戻すことはできません。
痛みや痒みを伴うこともある上、第一に、見た目が醜い!
女なら特に、やっぱり気になるところですよね。
……実は私、今回3回目の手術にして、やってしまったんです。
軽いものですけど、傷口ケアに失敗して、ちょこっとケロイドなってしまった。
それもこれも、たった1ヶ月で復職してしまったせいかと。
デスクワーク=座りっぱなし=同じ所に圧かかる→→→やっちまった
担当医いわく、傷口というものはできてから1年は変性するものだそうです。
目下、ケロイド治療中の私ですが、それに関してはまた今後。
私のようになりたくなければ、例え事務職だろうと、術後無理はしないことですね。