術後無理するとこうなる⁉ ②ケロイド | 婦人病と20年 絶対知るべき女の憂鬱

婦人病と20年 絶対知るべき女の憂鬱

ハタチで受けた卵巣嚢腫摘出手術。
それから20年。
3回目の手術で巨大卵巣嚢腫と共に子宮も卵巣も全部摘出し、これで終わったことを切に願う。

男性の皆様、女って大変なんだぞ。
女性の皆様、どうぞ気を付けて。

これは他人事じゃない、誰もが知るべき事。

『ケロイド』は、まぁ単語として、結構知られていますよね。

 

簡単に言うと、ケロイドとは、傷が赤く盛り上がった状態のまま定着してしまうこと。

 

炎症が比較的弱いものを『肥厚性瘢痕』と呼ぶそうですが、ひとくくりに「ケロイド」と呼ばれることもあるそうですから、ここではケロイドとします。

 

 

 

手術だけでなく、ニキビなんかの小さな炎症でもこのケロイドは起こるものですが、がっつり切ってる手術跡は当然ケロイドにもなりやすい。

 

一体どういう人がなるのか?

 

「ケロイド体質」というケロイドができやすい体質があるそうで、もしそうであれば、残念ながらどうしようもないですね。

 

ただ、できやすい体の部位というものもあり、下腹部もそれに含まれます。

特に縦切りで開腹手術をした場合はリスクが高いそうです。

 

そしてなりやすい状況というものもある。

 

 

 

それは、前回のブログで挙げたヘルニアと同様です。

 

完治していない傷に強い力がかかると、炎症が強くなり、完治までさらに時間がかかります。

 

傷口が引っ張られるような運動や動作は避けるべき

 

やっぱり腹圧はかけてはいけないんです。

 

 

 

ケロイドも、ヘルニア同様、一度なってしまえば簡単に元に戻すことはできません。

 

痛みや痒みを伴うこともある上、第一に、見た目が醜い

 

女なら特に、やっぱり気になるところですよね。

 

 

 

……実は私、今回3回目の手術にして、やってしまったんです。

軽いものですけど、傷口ケアに失敗して、ちょこっとケロイドなってしまった。

 

それもこれも、たった1ヶ月で復職してしまったせいかと。

 

デスクワーク=座りっぱなし=同じ所に圧かかる→→→やっちまったえーん

 

 

 

担当医いわく、傷口というものはできてから1年は変性するものだそうです。

 

目下、ケロイド治療中の私ですが、それに関してはまた今後。

 

私のようになりたくなければ、例え事務職だろうと、術後無理はしないことですね。