入院中は頭がカユい | 婦人病と20年 絶対知るべき女の憂鬱

婦人病と20年 絶対知るべき女の憂鬱

ハタチで受けた卵巣嚢腫摘出手術。
それから20年。
3回目の手術で巨大卵巣嚢腫と共に子宮も卵巣も全部摘出し、これで終わったことを切に願う。

男性の皆様、女って大変なんだぞ。
女性の皆様、どうぞ気を付けて。

これは他人事じゃない、誰もが知るべき事。

これ、多分全員そうです。

 

 

手術前日にお風呂に入ったっきり、術後はしばらくお風呂入れませんから。

 

手術翌日から、体は拭けるんです。

今の時代は大抵、使い捨てのおしぼりだと思いますが、2~3本持ってきてくれるからそれで拭く。だから体は案外平気。

 

でも、問題は頭で。

今回の病院は、術後4日目まで、お風呂(シャワーも)禁止でした。

 

そんなに何日も頭を洗わないことって普段そうそうないですから、これはかなり苦痛ですよ。

 

美容院みたいなシャンプー台があって、ナースさんが頭だけ洗ってあげている様子を見ましたが、それはもっと長い期間お風呂禁止な患者さん用。

 

頭が多少かゆくても健康に影響はないので、基本は我慢です。

 

 

 

水を使わないシャンプーを持参する方も多いですが、入院前に家で一度試すことをお勧めします。自分に合わなかったら最悪ですから。

 

1度目の入院の時に使ったんですが、キレイになった感じはほとんどなく、ただひたすらにスース―(メントール)して、逆に違和感ありまくり。

薬剤が付くことになるのでなんだか余計にべた付くような感じもして、肌の弱い私はとっっっても風呂に入りたくなりました。

 

 

 

それとお風呂と言えば気になるのは、どんな感じのお風呂場か、っていうことですよね。

 

もちろん病院によりけりですが、そういえば私、過去3回の入院のうち、誰か他の患者さんと一緒に入ったという記憶はありません。

 

お風呂場自体は、介助が必要な場合もある分、家庭のお風呂より大きめで、2人くらい一度に入れるような作りでした。

でも今までのどの病院も、時間で予約制だったりして、ひとりで入れるようになっていましたね。

 

多くの患者さんは、やっぱり大きな手術跡を抱えていたりしていますから、普通以上にプライバシーが欲しいもの。だからなのかもしれません。

 

 

 

今回の入院では、そんなに混んでいなかったため、お風呂の許可が下りてからは毎日入らさせて頂きました。

 

これも運動の一環ですし、なにせ、暇ですから。