入院中のマズイご飯 | 婦人病と20年 絶対知るべき女の憂鬱

婦人病と20年 絶対知るべき女の憂鬱

ハタチで受けた卵巣嚢腫摘出手術。
それから20年。
3回目の手術で巨大卵巣嚢腫と共に子宮も卵巣も全部摘出し、これで終わったことを切に願う。

男性の皆様、女って大変なんだぞ。
女性の皆様、どうぞ気を付けて。

これは他人事じゃない、誰もが知るべき事。

入院すると当然、やることが特に無くなるため、1日のメインイベントは食事になります。

 

メインイベントくらいせめて楽しみたいものですが、残念ながら病院食というのは、『マズイ』で有名。

さて今回の病院のご飯は、どんなでしょう。

 

 

私、過去3回の入院は、それぞれ違う病院でお世話になりました。

 

今回の病院は、いやー、今までで1番、マズかった!

どこの病院とは言いませんし、写真も載せませんけど、ショボいしマズイ!

 

入院当日の常食くらいは、ある程度ちゃんとした物を食べられるかと期待していましたが、初のご飯が、小さいくせにやたら生臭いサバの煮付けと、色の悪い里芋の煮物が3つコロンと。そして味のない春雨サラダと、丼いっぱいの白ご飯…。

 

これからしばらくここのご飯を食べるのかと思ったら、手術前から元気がなくなりました…。

 

 

 

でも、減塩のために味付けが薄い、とかであれば仕方がないと思うのですが、絶対、塩分の調整とかもしていなかったんじゃないかと思うんです。

 

だって全部薄味すぎて、「どうやって白飯消費しろと言うの⁉」みたいな時もあれば、やたら味が濃くてご飯が足りない、なのにそういう時に限ってなぜかふりかけが付いてる、みたいな時もあり。

 

それに、生卵かゆで卵かなんのヒントもなく出てきた温泉卵、割るの失敗して、汚してる人多そうだなぁとか、比較的若者である私にも全然切れない小袋の“タレ”、高齢の方は開けられないだろうなぁとか、なんだか不親切な部分も多い。

 

接客業じゃないんだから文句言うな、とか言われそうですが、そういう不親切ってナースさんの仕事を増やす原因にもなるから、なんとかするべきなのに、と思いました。

 

 

 

そして肝心な手術後のご飯は。

 

基本的に、手術翌日の昼食から流動食で食事開始。重湯。お粥を作った時の上澄みの汁。誰がこんなもの飲もうと考えたんだろう。

 

術後2日目、朝から五分粥に昇格。おかずも、舌で潰せるくらいの柔らかい物ながら、形があるものに。

 

術後3日目、朝から全粥に昇格。全粥が丼にこぼれそうなくらい出される。これは白飯一杯よりも食べ辛い。

 

術後4日目、朝から晴れて常食に復帰!やったーーー!!!(…でもマズイ)

 

こんな感じです。

 

 

 

前2回の入院の時は、そんなにご飯については文句なかったんです。

だから今回、入院前にはなんにも考えていなかった。それで失敗しました。

 

断言します。

塩分とか別に気にする必要がない方は、絶対、ふりかけか何かを持参するべきです!

 

ご飯がマズイと、元気出ませんから!!!