過去3回の手術のうち、2回。
実は、結構、怖かったのです。
なぜかと言うと、なかなか足の麻酔が切れなかったから。
しっかりと意識は覚醒して、お腹の痛みを感じるまでになっても、なぜか足先の感覚は戻らなくて。
ナースさんは「そういうこともあるから大丈夫」と言われます。
でも、数時間経っても消えない痺れ。
これ、予想以上の怖さです。
"硬膜外麻酔”って、脊髄らへんに打つものだから、万が一それで脊髄損傷してたら……なんて、変な心配をしてしまって。
『もし、このまま半身不随になったらどうしよう。』
なにせ寝てるだけで暇だし、やっぱり気弱になっているから、ついつい悪い方に考えてしまうんですよね。
でも、大丈夫でしたよ。
2回とも、もちろんちゃーんと元に戻りましたから。
ナースさんの言う通り、なんにも心配することはありませんでした。
(まぁ、そして「手術当日の長い夜」の苦痛につながるわけですが…。)
このブログでなにが言いたかったかというと、もしそんなことが起きても、心配ないよってことなのです。
それに3回目の今回は、その麻酔が切れない恐怖も、切れた後の苦痛も、全くと言っていいほどありませんでした。
たまたまなのかもしれませんが、前2回と今回、大きく違った点が1点あったんです。
それは、今回は血栓予防のフットポンプを装着していたという点。
手術の際は、直前から手術後しばらくの間、“弾性ストッキング”というものを履いて血栓予防をします。
それは昔からあったのですが、そこにさらに、今回は機械の力も借りれたんですね。
パナソニックの“レッグリフレ”ってマッサージ器、普段から足がむくみやすい私は愛用しているのですが、それをずっと、弱い力でかけているイメージ。
もしかしたら、そのお陰なのかもしれません。
やっぱり、何かと進歩してますね。