手術前の最悪イベント ①剃毛 | 婦人病と20年 絶対知るべき女の憂鬱

婦人病と20年 絶対知るべき女の憂鬱

ハタチで受けた卵巣嚢腫摘出手術。
それから20年。
3回目の手術で巨大卵巣嚢腫と共に子宮も卵巣も全部摘出し、これで終わったことを切に願う。

男性の皆様、女って大変なんだぞ。
女性の皆様、どうぞ気を付けて。

これは他人事じゃない、誰もが知るべき事。

お腹の手術に付き物である、避けて通れないイヤなイベントは、私にとって2つあります。

 

2番目にイヤなイベント、それは、剃毛です。

下のお毛けを、剃る。

 

 

 

…まぁ時代的に、今は全身脱毛とかで普通に経験してる人も多いでしょうから、そう大したことではないと思われるかもしれませんが、だいぶ前の初めての入院の時は、私もドキドキの経験でしたよね。

 

初めての入院の時は、かみそりを渡されて、自分で病院のお風呂場で剃りました。

そんなところ剃ったこともなかった若かりし私は、風呂場でヒトリ悪戦苦闘。

 

しかもどこまで剃ればいいのかよくわからなくて、まぁお腹の手術だし、と思って手加減したら、後でこれじゃダメと、ナースさんに容赦なくジョリジョリやられました。

 

余計に恥ずかしかった…。

 

 

 

2回目の手術の時は、最初からナースさんにお任せ。

たしか、ベッド上でやってもらったような気がします。

 

1回目の時と違って、前の方だけ剃られ、あれ?これだけでいいの?と思った記憶がありますね。

2回目の手術は、腹腔鏡だったからでしょうか。

 

 

 

そして今回。

3回目ともなると、もうドキドキはありません。

 

今回は、ある程度は入院前に自宅で処理(ハサミで極力短髪に!)。

初めての時に渡されたT字かみそりが使いにくかったのを思い出して、一応かみそりも自前で持って行ったのですが、今回は内診台に乗せられて、ナースさんに電動かみそりで剃られました。

 

どうやらここにも時代の変化があるらしいです。

普通のかみそりだとかみそり負けで肌に傷が付き、そこからバイキンが入る恐れがあるため、今では医療用の電動かみそりでナースさんが行うのが主流なんですって。

だから、自宅で自分で剃るのもやめたほうがいいみたい。

 

そして、どこまで剃るか問題は、予想よりがっつりいかれました。

VIOでよく呼ばれますが、VとI全部な感じ。

 

まぁ尿管入れるし、なるべく清潔に保つために、お毛けはない方が良いんでしょうね。

 

 

 

いや、慣れはするものの、イヤなもんですよ。

でも仕方ないです。

覚悟決めていってください。