「行きたい国はどこ?」と聞かれたら、私は「イギリス」と答えています。
「何で?」と聞かれれば、「100エーカーの森に行きたいから!」です。
って言われても、ピンとくる人は少数かな。笑
100エーカーの森は、くまのプーさんが住んでいるところです。
中学生の時から好きで、見つける度にグッズを買うのはやめたものの、今でも好きなプーさん。
その実写版を観てきました♪
まぁそんなこと、ほとんどの人がどうでもいいでしょう。笑
「100歳になっても、きみのことは絶対に忘れない」と約束をして、プーさんと別れたクリストファー・ロビン。
でも月日が流れ、大人になったクリストファーは、仕事が忙しすぎて家族との約束も守ることができず思い悩み、そんなところにプーさんが現れる...というお話。
前半の大人になっていく過程が切なくて、しょっぱなからウルウル。
その後も、なぜそこで??と自分でも言いたくなるところでウルウル。
かなりの時間を、なぜか泣きながら観ることになってしまいました。。
素敵な言葉は覚えておこうとがんばったのですが、何せ次から次に響く言葉が出てくるので、ほとんど忘れてしまいました。。
「プーのおバカさん」
と、クリストファーが、プーへの愛情を込めて言うところだったり、
子どもの時にクリストファーが言っていた言葉を、プーが思い出させてあげていたり、
ロンドンの駅で風船を欲しがるプーに、大人のクリストファーが「風船を持ってて何になる?」と聞いたところに
「それがあると、幸せな気持ちになる」
みたいなことをプーが答えていたり、
いくつか書いたところで、おそらく私の感動ポイントは全く伝わらないと思いますが、
予期せぬ感動具合に、途中で内心笑ってしまうくらいでした。
映画の内容ではなく、泣いてる自分にね。笑
大きくなるにつれて、常識やルールに縛られて大切なことを忘れていく大人に、
人生の楽しみ方を教えてくれるような、そんなお話でした。
特別なことがなくても、それが幸せ。
王子の笹舟投げを2人で楽しみました。笑
こんな時間が大事なんだろうなぁ。。
追記。
後から思い出したこと。
「これから先幸せになるために、今がんばってるんだよ」というクリストファーに、
「じゃあ今はどうなの?」(家族との約束も守れなくなるくらい、本当はやりたくない仕事を優先させるのが幸せなの?)
と奥さんが問いかけるところや、他にもあったけど “今を生きる” ことについて考えさせられる。
プーさんが呟く言葉の意味がどれも深くて。
また思い出したら書こっと。