雛の時にクリッピングすると、正しい飛び方ができなるケースがあります。クリッピングを否定される方でこれを理由に挙げる方は非常に多いです。私もペットショップでよく見る〝風切り羽全部カット〝は、受け入れられません。
我が家の手乗りピンクファローです。
1歳半の時にお迎えしましたが、前に飛ばず、不安定に上下に飛びます。雛の時にクリッピングされていたと思われます。自分でも飛ぶのが苦手だと分かっていて、飛ぶこと自体稀です。
よってこの子は、クリッピング無しです。
続いて尾羽のカールするルビノー。この子も2年前大病を患い、後遺症で飛翔力が著しく落ちています。この子もクリッピング無しです。
最後にローズ。この子は、黒目の逞しさ全開といった印象の子です。過去に一度逃してしまい、クリッピングを考える機会になった子です。その時はクリッピング無しで、一瞬で50m以上は、ひとっとび
でした。現在もクリッピングしています。
個体によって対応を変える。基本ではありますが、なかなか徹底するのは大変です(笑)。