902963f4.jpg約半年ぶりにブログを書きます。なんでちょっと緊張します。

突然ですが、今夜、旅に出かけます。

今までもいろんなところに行ってきたけど、今回が最長の旅になりそうです。

なんか例年になく「行く!」っていう緊張感がない…。


今回の旅の出発地はスペイン!

旅の2日目から「トマト祭り」に参加してきます。(テンションを上げねば…)

その後、ヨーロッパを東へと進む丸1ヶ月の長い長い旅。


初めての一眼レフ

新しいリュック

スケッチブック

いろいろとそろえてお金がやばいですが、思い出に残る旅にしようと思っています!


今回の旅のテーマは「しるし」

理由はいろいろとあるんだけっども、それは帰ってからまたHPを見てください!

ではでは、久しぶりすぎで、文章がちぐはぐやけど、行ってきます!!

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久々の日記ですな。


では、予想外の1日の話を。


3日ぐらい前に、予想外に東京に就活に行くことになった。

急いでバスのチケットを確保した。往復でなんと7700円!! しかも日曜・祝日料金で…

しばらく使わないうちに、安くなったもんだ!

これ、予想外!!


そして、東京へ。

早朝に就活を終わらし、つい最近オープンした「国立新美術館」へ。

この建物がすんごいんよ…。(http://www.nact.jp/)

そんでもって、「現代美術展」を鑑賞。

なかなか、予想外の表現ばかりだった!!


その後、東京で「メガマック」を初体験。

意外に肉が薄い!?

ちょっとマイナスの予想外…。


んで、表参道ヒルズをぶらぶらと。

思ってた以上にしょぼかったよーな。

これも、予想外。


その後、あいのりのヒデのお店を拝見!(http://jamaa.jp/)

なんか、超有名人に会ったみたいな感覚でした。

でも、テレビと全然かわんない。

ちょっと予想外?


その後、店頭で配っていたチロルチョコに釣られ、「ソフトバンク」のお店へ入ると…なんと、あのホワイト選手じゃありませんか!!!

思わず写真を撮る列に並んでしまった。

予想GUYもいたっけ。

かなり予想外の展開(笑)


その後、代々木公園へ散歩。

ホンマいろんなやつがいて飽きんかった!

どこでも路上ライブやっているし、しかも上手い。


そこで、こんなやつにも出会ってしまった。

ユキンコアキラ!!!!????(http://f27.aaa.livedoor.jp/~painterg/)←ぜひムービーを見てくれ

はたから見ると、めっちゃ変なヤツだけど、東京の方々は暖かい輪をつくってらっしゃった。

ゴスロリや姫が堂々と街中を歩いているだけあって、国際都市だと感じたよ…マジで。


代々木競技場の横ではフリマの人たちでいっぱい。

もう、休日の東京はあきねーなって思った。

なんか、花の東京就職にちょっとあこがれるかも…。


その後、何を考えてるか分からないけど、NHKの本局に…。

声をかけられるまま「番組技術展」なるものに入ってみる。

どうせ、帰りの夜行バスは23時だし。


けど、ここがめちゃめちゃおもろかった!!

よくテレビで見る、超スローカメラで水風船を割らしてもらった映像を見たり、パターゴルフをやると、そのボールの軌道が表示ざれたり、合成技術で昭和の世界へタイムスリップしたり…。

いや~面白い。。。


その後は友達と合流し、渋谷のまちを放浪。


ホンマに予想外の1日でした。

東京で就活も悪くないね(笑)

 いや、もう秋ですね。 いや冬か!?

なんか着るものも一気に変わったって感じがする。


 思えば、大学に入学したのがついこないだのように感じられる。

けど、最近慢性の腰痛に悩まされる毎日。

オレもおやじになったなぁって、今日バイトでぼそっとつぶやいた。


 さて、最近毎日のように就活就活している。

とりあえず一日の日課は、メールチェックになった。

今になって、社会って大きいんだって気づいた。

会社の数なんで星の数ほどあるし、大学院進学なんて考え出すと、いろいろと悩む毎日。

優柔不断なオレが、さらに優柔不断になっていく…。


 人生は“縁”ってコトバをよく耳にするけど、これってばよく分かる。

どーやってあんな会社の中から、選べってんだ!

やっぱ、そんとき(就活中)の“カン”みたいなものがあるのかなぁ…。

オレなんか、パンフのビジュアルとかで決めそうな気がする(笑)

あとは、選考の“運”も。


 さて、ここからが本題。


 むかし聞いたことがあるんだけっども、「1年」というジカンは歳をとるごとに早く感じていくらしい。

理屈はこうだ。

その人の、今まで生きてきたジカンを「1」とすると、12歳の子では1年は「12分の1」になる。

60歳の人では、1年は「60分の1」

つまり、60歳の人は12歳の子どもの5倍も1年を早く感じるのである。


オレってば、もう20歳。

人生80年とすると、もう4分の1。

あと、4分の3をどうやって生きようか?


もう4分の1生きたわけで、これからは結婚し家庭を持ち、子ができ、孫ができ・・・。

“チャレンジ”できる環境はなくなっていく。

このままフツーに就職してホントにいいのか??


近頃、そんなことを考えてる。

病んでるかなぁ(笑)
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2006.9/22 「エピローグ」

 22日の早朝、無事にKIXについて、僕たちの旅は終わった。

今まで海外に行くと、最後のほうは日本へ帰りたくないという気持ちでいっぱいになるのだが、今回は正直日本に帰れてよかった。

身の危険を感じたことはなかったものの、この旅では多くのリスク・マネージメントをさせられた。


 ホテルひとつとってみても、そのホテルのファースト・インプレッションで大丈夫かどうか見分ける。

いや見分けなければならない。

何回もぼられかけたことがあったが、それも慣れていくうちになんとかできるようになっていった。

改めてボロボロになった靴を眺めながら、この旅の大変さを感じている。


 “世界中を旅したい”

そんな気持ちにも、多くのバックパッカーと触れ合って思った。

彼らにとって“旅”とは旅行ではなく生活なのだと。

オレもお金の許す限り、時間の許す限り、旅を続けようと思う。


 でもやっぱり、日本が、京都が1番いいね。


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『旅の軌跡』

■渡航国数:4ヶ国(エジプト・シンガポール・タイ・カンボジア)

■訪問都市:カイロ・アスワン・ルクソール
      シンガポール・バンコク・アユタヤ・シェムリアップ

■出会った言語:4言語(アラブ語・英語・タイ語・クメール語)

■旅の費用:約25万円(海外保険等すべての費用を含む)

■エアライン:シンガポール航空(航空券10万円・諸経費3万5千円)

■写真総撮影枚数:2242枚




★HP更新★

「tama Factory」を更新しました。

「tama Pictures」改め、「MICHI SHIRUBE」をオープンしました。

今回の写真は「Discover」として、見ることができます。

かなり枚数が多いので、根気よく見てください。

よろしくお願いします。
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2006.9/21 「別れのとき」

 この日、つまり旅の最終日は、なんの目的もなくショッピングをすることに。

いや、タイをなめてたよ!!

日本よりぜんぜんすごいショッピングビルが、たくさんあるじゃないですか!

サッカーのユニホームを着て、ルイ・ヴィトンやエルメスなんかの入る超高級ビルに入れるのも、たぶん外国だから(笑)


 物価の安さをいいことに、伊勢丹の食料品売り場で買い物をしまくった後は、タイで2回目になるフットマッサージで旅の疲れを癒した。


 最後の最後で、すこし贅沢。

でも、旅の資金を全て足しても、大体25万円ぐらい。

異色の4ヶ国をまわったにしては、けっこう安い旅ではないだろうか?

若干シンガポール・エアラインにも乗り飽きてしまった。

新しいゲームが入ることを期待しよう(笑)
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2006.9/20 「クーデター」

 そろそろ、肉体的にも精神的にも限の界です。

今日は、またバンコクへ戻ります。


 あいかわらずの超デコボコ道を、マイクロバスでゆっくりゆっくり走っていく。

行きしは、カンボジア側ではすぐに暗くなってしまって、よく見えなかった景色を見ることができた。

やせほそった牛やヤギ、水牛が草をむしゃむしゃ食べたり、高床式の家々、村人たちの農作業の様子が見える。

一本道の下には、灌漑用のトンネルさえ見える。


 道中びっくりしたのは、道の脇で横転していたトラックを見たとき。

昨日の激しいスコールで土が緩んでいたのだろうか?

僕たちもああならないように、「頼むよ、ドライバーさん!!」って思った。


 そうそう、ドライバーは行きしと同じ人。

この旅では、こういうことがよくある。

ホント、世界は広いようで狭いのかも・・・。


 道はとにかくまっすぐである。

その細い道には、本当にいろんな車が通る。

トラックの荷台に、はちきれんばかりの人を乗せているものも、よく通る。

「みんなどこへ行くのだろう?」なんて、思った。


 めちゃめちゃのどかである。

道の両側は、地平線が見えそうなくらいの草原。

道の脇にある池には、蓮が花を咲かせている。

蓮はいろんな遺跡で、シンボルとされていたが、そういったこともうなずける。


 水牛が水浴びをしたり、子どもたちがはしゃいでいる。

こうした景色を見れたことは、本当に勉強になったと思う。


 さて、カンボジアとタイの国境を、今度こそ歩いて通過した。

国境は、小さな川の中央を境に分けられていた。

ちょっと感動ものである。


 その後、前回と同じように車を乗り換えることに。

そこでオレがやっちまったべ。

同じ車に外国人(オレらから見て)の女性がいて、外国人をいいことに日本語でツッキーと話をしていた。

ツッキーは「フツーにかわいい」とか言ってたんだけれども、オレんちは「そーか?日本にいっぱいいそうやん」なんて会話をしていた。

しまいには、かなりエロいワンピースを着ていたので、「色気出しすぎやろー」なんて言ってしまった。


 んで、ここからがおもしろい。

マイクロバスの3人掛けのシートに、その女性と彼氏、オレの3人が座った。

そして、大問題に気づく。

なんと、その女性がいきなり僕に日本語で話しかけてきたわけでぇ・・・

しかも、めっちゃペラペラ。

もう、オレと後ろに座っていたツッキーは笑えへん状況(笑)


 とにかく、平常心を装い話していたのだが、向こうは気にしていないのか、気づいていないのか、まったくの普通。

んで、彼氏も日本語ペラペラなしまつ(笑)

なんと、留学生だったらしいよ。

(気づけば、ワゴンの中全員日本語が話せる!!)


 ここからが、もっと驚いた。

僕と3人で話していたのだが、かなり話しが盛り上がってしまい、彼らの大学名を知ることに…。

どこだと思います?

フランス人の彼「東大」! ウズベキスタン人の彼女「上智」!

しかも、2人とも文科省の奨学金で来ていて、彼氏はフランスで1番有名な大学を出たらしい。

いや、マジすげぇよ、この2人。


 そこからは、オレの関西弁講習が始まる。

東大と上智に講義しているって、すげぇよオレ(笑)


 でも、さすがは愛の国「フランス」のお国柄。

いちゃつきがハンパない!

3人で話しているんですよ、3人で!!

横でチューチューとか、ハグハグとかされたら、オレの立場はどーなるんですか!?

そんな想像しているような、生ぬるいもんしゃないっすよ!

彼らはヤルときにはヤリます!!

もう目のやり場に困った困った。


 バンコクまでもうすぐのところで、武装した兵士に車を止められた。

そこはなんなく通過したのだが、車に乗っていた日本人の人が、いきなし「昨日、タイでクーデターが起こったらしいですよ」ってよ。

クーデターですよ、クーデター!!

しかも、軍が起こしたクーデターで、市内に戦車もうろついているとか…。

あのー、僕たち明日帰るんですけど…。


 かなり、テンション上がったというか、びっくりした。

けど、今情報がかなり少ないので、なんとも言えん。

まぁ、戦車は見たけど、町は案外大丈夫ぽかった。



(その後)

 日本に帰ってから、タイのクーデターがすごい報道をされていることを知った。

正直タイのバンコクでも、行政の中心部近くに滞在していたので、戦車行進の際にいたら、危なかったのかも。

まぁ、かなりタイミングがいいというか、歴史的瞬間に立ち会えたことは、すごくよかったと思っている。(まぁ、いい話ではないのだが…)

旅行には危険がつきものだと、改めて感じた。
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2006.9/19 「環境問題は誰のせい?」

 AM5:00

僕たちは日も昇らないそんな中、アンコールワットに向けて再び出発した。

とりあえずとばしたがるトゥクトゥクに揺られること15分ぐらい。

暗闇にかすかにシルエットが浮かぶ、アンコールワットが見えてきた。


 それにしても、すごい観光客の数。

千人はゆうに超しているだろう。

「みんな、早起きだねぇ。」なんて思いながら、昨日通った道を通り、橋を渡る。

門の中には、朝日を待ちわびる多くの人々。

それも日本人ばかり(笑)


 さて、いよいよ日の出。

この時期晴れることはまずないらしい。(たぶん)

それにしても、今日はちょっと雲の間に空が見える。

雲がどんどん明るく照らし出され、アンコールの影がより鮮明になっていく。

ただ、ただ見つめるしかない美しさであった。


 人の群れができている場所があった。

遺跡の前に小さな水辺があり、そこにアンコールが映りこんでいて、すごいステキな場所だった。

若干人の多さに、感動は薄れたものの、無心でずっと見ていた。


 その後、ツアーの観光客が立ち去った本殿を、昨日に続いて見て回った。

自分なりに気に入った場所があったので、書き記したい。

ひとつは、本殿最上部の正面から見て右端の通路のところ。

ここは、窓の柵がとれていて、外に向かって座ることができる。

そこからの消景色は、自分がアンコールにいることを実感させてくれるには、十分である。


 もうひとつは、正面から見て左側の中庭である。

多少修復のためのやぐらなんかがあるものの、芝生がきれいに整っていて、あんまり人も来ず静か。

2つともゆっくり座って、ぼーっとしてるのが楽しい。


 その後、3ヶ所の他の遺跡を見て、お腹いっぱいになったので、シェムリアップの南にあるトンレサップ湖へ行くことに。

この湖は、雨季と乾季とでは、その面積が3倍近く変わってしまうことで有名な、巨大湖である。

以前、テレビの「素敵な宇宙船地球号」で、このトンレサップ湖を含む、シェムリアップの町のドキュメンタリーを見たことがある。

そのときから行ってみたかった場所である。


 ピラミッドをもつギザなど、様々な観光地で言えることだが、文化遺産による急激な観光ブームは、その都市の姿を大きく変えてしまう。

ホテルやショップの乱立、それによるゴミ問題、人口増加による水需要の増加、水質汚濁、治安の悪化など、見過ごせない問題ばかりである。

このシェムリアップも例外ではない。

それらの問題が年々悪化しており、内戦が終結したにも関わらず、治安は悪化傾向にある。

トンレサップ湖の水質汚濁も深刻である。


 この湖には、水上で生活を送る人々がいる。

それを今日ボートで見て回ったが、水上に何でもある。

家も、お店も、学校も、教会だってある。

すべて、水の上に浮いているのである。


 子どもたちは、たらいや桶を浮かべ、元気にはしゃいでいる。

こんな平和な村が、シェムリアップの町からの汚水により、多くの健康被害が発生しているらしい。

水とともに生きる、を地でしている彼らには、水の汚染はまさに生活に直にダメージを与える。


 私が思うことは、現在遺跡の修復に多くの国際団体が活動している。

しかし、修復だけでなく、インフラ整備にも多くの団体が参加すべきであると思う。

そして、“エコツーリズム”の確立。これが、今多くの世界遺産で求められている課題であろう。

「観光により、地元の人々の生活が豊かになる。」

観光客のせいで、地元の生活が侵されるのではなく、観光とはこのようなものであってほしい。
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2006.9/18 「天空の城ラピュタ」

 さてさて、カンボジア2日目は、ホテル近くのオールドマーケットという市場での朝食で始まった。

カンボジアの屋台料理は、とにかく安くておいしい。

この旅で1番おいしい。

料理は醤油ベースのあんかけヤキソバやチャーハン。

これがめちゃめちゃうまい!


 そして、市場で買ったドリアンに挑戦!

オレってば、臭いは大丈夫なんだけっども、味はあんまりだった。

まぁ、いい経験ですよ(笑)


 その後、トゥクトゥクを1日チャーターし、アンコール遺跡群へ向かうことに。

アンコール遺跡群は、1番近い町であるシェムリアップからでも20分ほどかかる。

ギザのピラミッドのように、町に侵食されておらず、だだっ広い森林に囲まれている。

これが、多くの観光客をひきつける魅力なんだろうなぁ。


 どのガイドブックを見ても、アンコールワットは日差しの関係で、午後に回る方がきれいだと書いてあった(地元の人の間でも常識のようだ)ので、とりあえずアンコール・トムへ行くことに。

まずは、チケット売り場でパスを買うことに。

アンコール遺跡群では、一括してパスを買う制度になっている。

3daysパス以上は、顔写真が入る。

いざ自分の顔を見てみると…かなり野生化したように思えた(笑)


 まぁ途中、爆走するトゥクトゥクのから、アンコール・ワットを通り過ぎましたけど…感想は後ほど。


アンコール・トムの世界観は、どこか不思議で、どこか落ち着かない雰囲気にさせる。

いくつもの大きな顔が、四方八方を見ている。

まるで、僕たちを見張っているような…。


 風化のせいか、それとも元々か、灰色の石でできた数々の遺産。

雲に覆われた空と、緑の森と調和されていて、周囲に溶け込んでいる。

一見石のがれきの山とも見えてしまうほど、崩れているものがあった。


 なぜ、こんな手の込んだ建物を作るのだろう?

エジプト同様、壁という壁に施された彫刻。

ただ単に、権力の誇示や、宗教だけでなく、当時の人々の心の中にある“思い”みたいなものがなければ、作れなかったろうなと思う。

表現の一つの手段としては、あまりに壮大で、華麗である。


 そして、タ・ムロープへ。

ここは、時の流れをものすごく感じられる場所であった。

まるで「天空の城ラピュタ」のような、木と建物の融合。

木の根、幹が複雑に遺跡に絡みつき、“時”の長さを感じる。

思わず「ポカン」と口を開けたままつったっていた。


 いよいよ、アンコール・ワットへ。

目の前には、先程も見た大阪城の何倍もあるであろう広い堀。

そして、森。

その中心にアンコール・ワットが顔を出している。


 正面からの参道を歩いて行くにつれて、その大きさがますます実感できた。

門の中には、広い芝生の庭園。

正方形をかたどった本殿。

計算しつくされた巨大建造物である。


 この旅で嫌というほど口にした“すごい”という一言が何度も出てくる。

「早く中に入りたい。いや、もっとこの景色を見ていたい」

そんな気持ちの葛藤がありつつも、本殿へと続く長い長い参道を、ゆっくりとかみ締めながら歩いた。

中には四方の壁に歴史の出来事を彫った彫刻。

気の遠くなるほど続く回廊。


 本殿は、急な階段(もはや階段と言うよりはガケ)を登った上にあった。

まずは仏像にお参りをし、すこし回ってみる。

窓の先に広がる景色に驚いてしまった。


 まさに密林に現われた天空の城。

“世界の中心”というガイドブックの言葉もうなずける。

いや、すごい!!


 そんなこんなで景色を眺めていると、遠くの空で雷が光った。

と思っていたら、いつも通りのスコール。

まぁそのおかげか、アンコール・ワットの回廊をゆっくりと回った。

雨に打たれるアンコールの荘厳さも、見ることもできた。


 その後、ツッキーの提案で「地雷ミュージアム」へ行くことに。

カンボジアは内戦とベトナム戦争で、多くの地雷や不発弾が残ったままである。

それらを撤去し、安全な暮らしを送れるようにと、「アキラ」という地雷撤去のボランティアをしている日本人が開いたところである。

このシェムリアップの町では、片足の無い人をよく見かける。

思わず目をそむけたくなる。

そんな現実をまっすぐ見つめる心を持つことが、重要なんだと感じた。

このカンボジアを訪れる観光客にも、アンコールだけでなく、もっとカンボジアの現実も見て欲しいと思う。

当たり前のような感想だが、それがオレのここで学んだことである。
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2006.9/17 「けもの道」

 今日はついにカンボジアへ向かうことに!

それも、陸路で…。


 カンボジアへタイから陸路で向かうのは、非常に危険である。

外務省のHPでも、国境付近(特にカンボジア側)は「渡航の是非を検討してください」の注意が出ている地域。

それでも、バックパッカーは陸路を選ぶ。

なぜなら、とにかく安いから。

それは前にも書いたけど、オレとしてはちょっとびびっている。


 旅行会社運営による「バンコク→シェムリアップ」までのツアーなので、安全だとは思うものの…。

正直、陸路で国境を越えるのは初めてに近い(ヨーロッパは国境が無いようなものだったし…)

もちろん事前にカンボジアのビザは取っておいた。


 さて、出発の朝。

朝7時半にホテルのフロントで待っていると、少ししてから「カンボォ~ディア、カンボォ~ディア」と叫びながらおっさんが来た。

案内されたバスは「VIP」と書かれた、高級バス。

国境まで5時間。

かなり快適な時間を過ごせた。


 ここからが、すごかった。

ついに、待ちに待った徒歩での国境越え。

ツッキーと2人で、あいのりみたいに「せーの」って言いながら越えよーかなんて話しをしていたけど…。

そこには、牢屋に入れられた子ども、お金を乞う子ども・・・。

これが現実である。


 タイの出国審査を済ませ、いよいよカンボジアへ。

と思いきや、カンボジアの入国審査場まで車で移動(泣)

徒歩での国境越えが…。

まぁ、ボーダーでの国の違い、人の違いはすごく感じた。


 そして、いよいよ夢の国、カンボジア!!

ここからアンコール・ワットまでは、ホンマに一直線の道。

しかし、この道がまたひどい悪路。

アスファルトで舗装された部分ですら、無数の大きな穴がボコボコあいている。

土の道はもっとひどい。

スコールによる侵食だろうか?それとも内戦の傷跡だろうか?

そんなことを考えながら、バスはオフロードカーのように激しく揺れながら、ゆっくりと進んでいく。


 こんな悪路が、昼の3時から夜の10時まで延々と続いた。

いや、想像以上だった。

ただ、一見しんどいだけの旅のように思われるかもしれないが、ここにオレが求めていた“旅”があった。

辺りは草原や森の広がる一本道。

舗装されているとは言いがたい道を、何本もの川を、何本もの今にも壊れそうな橋がつないでいる。

こちらとしても、命がけで橋を渡っているようだ。

全体的に時速は20km~30kmでやっと走れるような感じの道。


 もうすぐスコールがくるのだろうか?

遠くの空には暗い雲。

運転席の横の特等席に座りながら、ただただ広がる自然を見つめていた。


 すると、突然雷が光り、雨が降り始める。

そして、辺りの景色は一変する。

道には悪路の穴に水が溜まり、ますます危険な道に。

突然の闇の訪れに、辺りには何も見えなくなる。

対向車に気をつけながら、穴を避けるためめいいっぱい蛇行しながら進む。


 途中、休憩のために立ち寄ったところで、女の子たちに絡まれてしまった。

誰に教えられたのか、「みやさこ~です!」なんていうネタを知っていた。

しかも、流行ってる(笑)

それに、日本語が上手い。

完全に遊ばれてしまった(笑)

最後に、電話番号の書いた手紙とプレゼントを渡されてしまった。

オレにどうしろっていうんだ!?(笑)


 そんなこんなの長いたびを終え、今はシェムリアップのホテル。

アンコール遺跡群で今回の旅は終わってしまう。

長かったようで、かなり短かかったのかなぁ?

明日は存分にアンコールを楽しんできます!
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2006.9/16 「乾き→潤い」

 タイ2日目は、とりあえずバンコクの見どころを回ることに。

てなわけで、朝早くから一路アユタヤを目指すことに…。


 アユタヤへは、バンコクからバスで2時間ぐらいのところに位置する古都である。

いや~でも安い。

バスターミナルまでのタクシー代が、40分ぐらい乗って300円ぐらい。

ホンマ日本でこんなんやったら、毎日乗るわ(笑)

そんでもって、アユタヤまでのバス代は200円もかからない。

いや、すばらしい国だ…。


 アユタヤでの移動手段はなんといってもトゥクトゥク!!

いや~乗るのは久しぶりだべ。

それに乗って、まずはワット・プラシーサンペットへ向かった。


 ここでオレがやってしまった!

トゥクトゥクの車内に、命・パスポートの次に大切な「地球の歩き方」を忘れてしまったのである。

いや~バビった!

必死に走り回ったけんども、まぁ見つかるはずもない。


 良かったことは、タイは日数的に少なかったことと、別のガイドブックを持っていたことに多少救われた。

そんでも、この日のオレのテンションはだだ下がりになったことは言うまでもない。


 話を戻して、ワット・プラシーサンペットは僕がタイで1番見てみたかった寺院であった。

かなりコンクリートで修復されてはいたものの、その壮大さには驚いた。(まぁ、ガイドブック紛失事件でかなり意識は薄れていたものの)

んで、そこで食べたマンゴーがまた旨かった!

かなり甘くて冷えたものをその場で切ってくれて、めちゃめちゃ甘かった。

毎日これでもいいわ(笑)

また、タイはパイナップルが旨いのなんのって。

パイナップル好きの俺には、まさに楽園だ。


 その後、2,3ヶ所の寺院を回った。

しっかし、けっこうタイも暑い。

蒸せるような暑さは、エジプトとはまた違ったものだった。

でも、水を飲む量は格段に減ったね…。


 アユタヤに満足した僕たちは、バンコクへ戻り、王宮を見学することに。

いや、まぁすごいね、ホント…。

金ピカ、カラフル。

なんでもありって感じで…。


 日本では秋篠宮殿下に男子が産まれたみたいけど(オレの中での、ここ最近1番のビッグ・サプライズ)、オレたちには失われてしまった、王をあがめる(?)という信仰心みたいなものを、タイでもエジプトの遺跡でもすごく感じる。

国民に愛され泣けれは、ここまで壮大な建物は作れないだろーなーなんて。


 その後、王宮の隣の「ワット・ポー」ってとこでの、お待ちかねのフット・マッサージ!!

このマッサージが気持ちいいのってなんのって!

かなり溜まっていた足の疲れが、ウソのように吹っ飛んだ(たぶん笑)


 その夜は、ニューハーフショーに行く予定だったけど、値段が高くて断念。

また、カオサン通りで食べ歩くことに。

バーでビールを飲んだり、屋台を回ったり。

やっぱ、おもしれぇ。


 そうそう、ひとつ気になったことが。

“スコール”って、夕立のようなものだと思っていたけど、ここのはまったく違うようである。

雨が降るのは夜の8時か9時。

そんでもってかなり長い間降り続ける。

いや、もう雨の量はすごいよ。

日本の豪雨みたいなヤツが、当たり前のように降る。

もちろん現地の人は慣れているから、屋台のおっちゃんなんかも、手際よくビニールシートを掛けていく。

「まだ降るの?」って聞くと、「まだまだ降るよ」みたいなことを言われ…。

そーいや、昨日はそのスコールでめちゃめちゃ濡れた。

ホンマ雨ん中で、シャワー浴びれるよ(笑)