「明日、学生最後の目標だった南米に向けて旅立つ」

今夜はそんな夜。ちょっともの思いにふけってみた。



学生生活を振り返って、『旅』が自身に与えた影響は大きい

と、最近考えるようになった。


大学に入りたての頃は、まったく海外になんて興味なかったし、

英語は一番下のクラスでギリギリ単位をもらう毎日。


中学時代は、「なんで日本人のオレがアルファベット覚えなあかんねん!」

っていう価値観があり、中2ぐらいまでまともにアルファベットは書けなかった(笑)



そんな僕のターニングポイントは、2回生の夏に大学のプログラムで

インドネシアを訪れたことだった。


きっかけも、行く動機もホワっとしたもので、同級生のツッキーが行くからとか、

安くで海外旅行が出来るからとか、そんな感じだったと思う。


ただ、この旅で影響を受けた2つのトピック、「世界」と「デジタル」が

今の就職先につながっているから、人生っておもしろい。


インドネシアで「世界」を感じたことは、単に人種や言語の違う人に

触れたからではなく、むしろ一緒に旅した仲間から影響を受けた。


プログラム自体は「JICAの活動を通した国際協力の現状」を学ぶといったもので、

仲間の学生ひとりひとりが、「世界」とか「地球」といった

スケールの広い視野をもっていた。


「あぁ…英語が嫌いなオレってちいせぇな」ってのが正直な感想だった。



次に、「デジタル」

それまで写真やカメラにまったく興味がなかった僕は、出発前に

カメラ屋さんで使い捨てのカメラを4つ買って持って行った。


現地へ行ってみると、参加者20人弱のなかで、デジカメじゃないのは

僕だけだったと思う。


全然機械にも詳しくなさそうな女の子ですら1人1台持っている時代に、

デジカメもパソコンもほとんど興味がなかった。

ホント今では想像も出来ないけど、その時は「オレって時代遅れなんだな」と

めちゃめちゃ痛感したことを覚えている。



そんな僕が、日本に帰って興味を持ちだしたのが、Webの世界。

「tama Factory」の前身である「tama Pictures」を立ち上げたのもそんな時期。


インドネシアから帰国して、自身が現像した使い捨てカメラでアルバムをつくろうと

思っていた(時代を感じますね~笑)

やけど、友だちからもらったデジカメの写真って、めちゃめちゃ枚数があって

現像するには貧乏な僕には厳しい・・・。


当時はWebアルバムなんていう便利なサービスは、まだまだ普及してなくて、

なんか不便だなぁと感じていた。


そこで、どこで撮ったかをしっかり整理して、見やすいようなWebアルバムを作りたい

と思ったことが、「tama Pictures」のきっかけだった。

いま思うと、我ながらその当時のひらめきはなかなかだったと思う。


そんなこんなで、「写真を整理し、楽しく簡単に見る」ということを実現しようとした。

んで、もっというとそれを自身以外の人も見れるというところが

よかったかなと、思ってます。



「tama Pictures」が楽しくなってきて、もっとWebで遊んでみたいと思うようになって、

「tama Engineering」という、いろいろと新しい仕掛けにチャレンジしてみたHPを作った。

そしてその2つを統合したのが、現在の「tama Factory」である。



まぁ、話は脱線したけど、インドネシアでのこの経験が、今回就職先を決める

最も強い遠因(?)ぐらいにはなったのかなと。

ホント、ツッキーには感謝です(笑)




話は今回の旅行に戻って、まず行き先ですが、ペルー・ボリビア・チリと

平均の標高が4000mくらいの地域を旅してきます。


んで、写真の通り心機一転、自身の将来の新たな『道標』を1ヶ月じっくり考えて

こようと思っています!

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ではでは。
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 朝5時に目が覚めた。

少し地平線が明るい。

が、それ以外に明るくする何かがある。


 寝ぼけた目をこすりながら、空を見上げる。

いつの間にか月は消え、満天の星空が。


 おいしい朝食をたいらげ、砂漠を後にする。


 車を飛ばし、目指すはドバイのシンボル「バージュ・アブ・ホテル」。

名前を知らなくても、ひと目見ればうなずく超有名ホテル。

1泊の宿泊費はケタがちがう。

オイルマネーの象徴みたいな建物だ。


 7つ星以上ともいわれるホテルには、もちろん入ることは許されなかった。

そこで、そのホテルの横にあったパグリックビーチで泳ぐことに。

透きとおる水、エメラルドグリーンな水平線、白い砂浜。

僕の求めていた理想のビーチがそこにはあった。

小魚やフグが泳ぎ、貝殻もたくさん落ちている。

のんびり過ごした時間は、旅の最終日にふさわしい。


 すっかり日焼けしてしまった顔を気にしながら、

日本に帰ったら、バカンスに行ってきたのではないと否定したい。

なんせ、けっこうサバイバルだったから(笑)


 その後、超巨大な外資系ショッピングモールでお買い物。

なにぶんラマダン中なので、外資系しかやってない。

旅最後の晩餐は、フードコートのマクドとケンチキ。

この旅を象徴するようなメシだね(笑)


 空港への帰り道では、砂漠ツアーで仲良くなった

友だちと感動の再会。

ほんと、色々あったけど、ドバイもよかったといえる国。

2010年にはドバイ・ランドという超巨大テーマパークが

できるらしい。

あと5年したら、また訪れてみたい。

きっと景色は一変しているだろう。

ありがとう、ドバイ。



(写真:エメラルドグリーンの海辺にて)

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 ドバイの空港は寒い。

人の喧噪も、ベルトコンベアーの回る音も、

まったく気にすることなく眠れた。

そう、ここは荷物の受け取り場。

もう恥もクソもなく寝ることができる。


 ドバイは寒いと勘違いに気づいたのは、

自動ドアがゆっくり開いたときであった。

息が詰まるほどの熱気が僕たちを襲う。

そう、ここはドバイ。

中東に位置する、砂漠の国なのだ。

と、改めて気づき、頭を切り換えた。


 荷物を空港に預け、デザートサファリのツアーへ参加するために、

市内にあるトラベル・エージェントへ向かう。

言われたバスに乗り、目的地で降りたハズなのに・・・迷ってしまった。

中東でマイウェイをロストしてしまうことは、

死に近づく行為たということを実感させられた。


 太陽はオレのカラダから容赦なく水分を奪う。

ずっとエアコンの効いた空間にいたためか、

気温のギャップに頭がガンガンする。

体感気温はゆうに40℃を超えているだろう。

ノドは乾きっぱなしだが、水を持っていないため、

朝から何も口にしていない。


 1時間ほど街中をさまよった挙げ句、やっと着くことができた。

砂漠でのオーバーナイトツアーを申し込み、時間まで街をうろつくことに。

ドバイの移動手段はバスかタクシー。

もちろんオイルマネーな国なので、運賃はメチャメチャ安い。

とりあえずバスでうろちょろしてみることにしたが、

目的地まで着かないことがわかる。


 そこで、炎天下をしのぐために、かの超一流ホテル、ハイアットに潜り込む。

ハイアットの隣にあるショッピングモールの中央には、

ナゼか巨大なスケートリンク。

外との温度差を考えるに、まったく理解できない(笑)


 とりあえず、何か口にしようと思ったところ、

相方が警備員に注意される。

そう、ラマダンである。

トルコは正直いい加減なイスラム教。

観光都市だけに、宗教の差異には寛容な国である。

日中街中を食べ歩きしていても、全然問題なかった。


 しかし、この国はほぼ全国民が敬虔なイスラム教の国。

日中はすべてのレストランが閉まってしまう。

ショッピングモールも閑散としている。

観光客であっても、人前での飲み食いはマナー違反である。

つまり、旅行者にとっては少々つらい国なのである。


 幸い、僕らは貧乏なので、あんまり飲み食いはしない(笑)

これからの2日間はなんとかなったが、ちょっと慣れないと

生活は大変だなね。将来住もうと思っていたので・・・。


 それでも、朝から何も食べていないのはマズイと思い、

スーパーでチョコを買い、人から見えない車の陰でほおばる。

しかし、ほんの10分持っていただけで、

板チョコはチョコクリームに変わってしまった。

そう、そのくらい暑い国なんです。

 
 朝に申し込んだデザートサファリのツアーに参加した。

僕らはトヨタのランドクルーザーに乗り込んで、砂漠へ向かった。

しばらくすると道の両側から、砂以外の物質はなくなった。

タイヤのエアを抜いて(通常の空気圧だと、砂漠では走れないらしい)、

いざデザートサファリへ!!


 山のような砂丘の中を4WDで疾走するこのツアーは、

今までの旅の中で一番の、興奮の連続であった。

4WDは砂の雪山をまるでスキー選手のようにターンしながら、

上り下りしていく。

助手席という特等席をもらった僕は、

まるでバラエティ番組の罰ゲームのようなスリルを心底楽しんだ。


 途中、丘陵の上で車を降り、夕日を眺めた感動は忘れないことだろう。

しかし反面、世界の砂漠化という問題を考えると、

この壮大な景色も世界の終わりに見えてくる。


 汗ばんだ体中、そしてカメラ、服などすべてにからみつくような砂。

熱しやすく冷めやすいためか、日向と日陰で温度はまったく違う。

膝下まで埋まりそうになる地面から、少し固い地面まで、

砂は色々な表情を見せてくれる。

夕日でオレンジ色に染まった世界を、ただただ眺めていた。


 その後、砂上スノボーを体験したり、ラクダに乗ったりしながら、

砂漠の中にあるキャンプ場へ。

日も沈んだことから、飲み放題(アルコールはない)食べ放題の

大晩餐会が始まった。

キャンドルライトに照らされ、BBQを腹一杯ほおばり、

同じ車のメンバーとも仲良くなり、ホントに楽しかった。


 オーバーナイトツアーとは、砂漠で1夜を過ごすツアー。

砂をベットに星空を見上げながら寝る、

けっこうサバイバーなツアー。

てなわけで、昼のツアーの参加者は30人以上いたのに、

どうやらオーバーナイトするのは僕たち2人だけのようだ。


 まぁそんなことはそっちのけで、少し涼しくなった砂漠で

僕たちは少年のようにはしゃぎまくった。

体中砂まみれになりながら(後々落とすのにそうとう苦労する)、

砂の感触をかみ締めた。

砂は表面は冷たいが、少し掘るだけで日中の温度を残しており、熱い。

カラダを埋めると、汗ばむほどで気持ちいい。

そんな貴重な経験は、この旅でないと分からないと感じた。


 あいにく月が満月で、星はそこまで見えなかった。

僕たちは2人取り残された砂漠のど真ん中で、

寝袋にくるまりながら、砂漠の夜を楽しんだ。



(写真:砂漠の丘の上にて)

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 旅のシメとして、私はよくマッサージやなんかをしてもらう。

バリ島でのアロママッサージやたいの足つぼマッサージなど、

旅の疲れを癒すにはいい。

なんてったって一応バカンスの旅なのだから(笑)


 てなわけで、今日はトルコ伝統のハマム

(日本のサウナのような蒸し風呂)を体験することに。

イスタンブール中心部からは遠く、からに迷った挙げ句に

地元民がよく訪れるというハマムに到着。

中にはいると、千と千尋の湯治屋のように、

3階ぐらいまで吹き抜けになっている薄暗い建物だった。


 ハマムなのだろうが、いまいちピンとこない。

案内されるがままに、ベットのある小さな部屋でスッポンポンになり、

布を腰に巻く。

そして、中央の扉を開けると、ムワッとした空気が押し寄せてきた。

ハマムの室内は、中央に大きな石の台があり、

その回りに洗面台のようなものが取り囲んでいる造りだ。

奥には日本と同じサウナがあった。


 ハマム自体はそれほど熱くない。

風呂といっても湯水はなく、かなりぬるいサウナに入っているようであった。

少し物足りないと思い、サウナへ行くことに。

久々のサウナで格闘した後、おじさんのアカスリが待っていた。

いわれるがまま、なすがまま、されるがままに、ムキムキでもじゃもじゃの

おじさんに体中をこすられまくった。

固いスポンジでこすられているような感触で、あまり痛みは感じない。

それでも、おじさんが見てみろよ、とボロボロととれた体中の角質を見せてくる。

ホントよくとれている。


 その後、大量の泡に包まれ、全身マッサージ。

もうお肌はスベスベに。

風呂から上がるとまるで生き返ったかのような(今でも生きているが)

すがすがしさに包まれた。


 ハマムを後にした僕らは、ショッピングセンターを物色し、

僕らのイスタンは終わった。

もうイスタンを立ち、今はドバイの空港にいる。

ここで一夜を過ごし、明日からは最後の旅、バカンスだ!!

ではでは。



(写真:ハマムでほっこり)