栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマーの娘１歳になりました。

　娘も８月に１歳となりました。娘は妻と誕生日が同じなのでダブルでハッピーな１日です。今年は誕生日が日曜日、そうなったらもう家族で山に行くしかないでしょう！

　わけで、娘が１歳の誕生日に登る山は、栃木百名山32座目となる茶臼岳に白羽の矢を立てました。娘にとってははじめての日本百名山です。その茶臼岳をロープウェー利用の往復といった観光登山ではなく、登りはロープウェーを使って登り、下山は登山道を歩いてちゃんと下りてくるといった初心者向けではあるけど、山登りを楽しめるルート設定としてみました。

　娘も１歳となったので、いままで娘を山に連れていっていい条件に課してきた最短ルート縛りを解きます。０歳で31座登った娘、もう最短ルートでなくても、自由にルート設定して登ってもいい頃合いでしょう。

　娘、はじめてのロープウェー体験。因みに妻もわたしも茶臼岳をロープウェーで登るのは初。というか、うちの妻、高校山岳部時代からずっと山やってきたのに茶臼岳とは縁がなく、今回初めて登るのだそうだ。隣の朝日岳には厳冬期にアルパインで登ったりもしているというのに、なんともまあ不思議なこともあるものだ。

　因みに、わたしはもう何度も登っていますが、わたしも娘と同じく、初めて登った日本百名山は茶臼岳です。父娘同じで素晴らしいことこの上ない。

　山の上はあいにくのガスの中。眺望がないので長居は無用です。というか茶臼岳は火山性ガスが出ているので、それこそ１歳の娘にはよくありません。先を急ぎます。

　ロープウェー那須山頂駅下車して30分も登れば茶臼岳山頂です。娘、はじめての日本百名山（栃木百名山32座目）やりましたー

　復路は峰の茶屋跡経由で下山しました。うちの娘はこのくらいの登山ならもう問題なくこなせるなあ。１歳となったからにはテントデビューや2000mオーバーの山登りも視野に入れていかねばなるまい。まあ追い追い。

　帰りは、那須温泉神社に立ち寄ってお参りをし、神社前の足湯こんばいろの湯で登山の疲れを癒してきました。娘が幼いと登山後の温泉という楽しみは省かなければなりませんでしたが、足湯なら問題ないということに今更ながら気付きました。栃木には温泉が湧いていない自治体がないのではないかと思えるほど、そこらに温泉が湧いています。となれば当然足湯も点在しているはず。これからは山のあとは意識して足湯を探してみよう。