雨天が続き、困り果てている山屋さんも多いと思います。わたしもお盆休みは2泊3日で夏合宿を予定していたのですが、14~16日と計画していたものを、天気図と睨めっこして、11日夜発に変更をしいられたり、それをさらに12日夜発に変更したりと、右往左往。今回はメンバーが臨機応変に対応できる方ばかりだったので、合宿を行うことができましたが、日程変更厳しいメンバーだったら、きっと夏合宿は中止になっていことでしょう。山はメンバー次第、天気次第、最終的には運次第でしょうか、本当に良かった。
合宿に出発しなくなった「山の日」も、家族で山へ登りに行きたかったのですが、天候に恵まれなかったので中止とし(子連れ登山のため、慎重)、ならばと、栃木県真岡市の氷の山に挑戦することにしました。
真岡市の氷の山とは「寿氷-juhyo-世界一を目指すかき氷」さんのこと。その山をたいらげるには、開店1時間前から行列に並び、店がオープンしてからも1時間以上は席で待ち、その山の姿を目にできたのは、行列に並んでから2時間20分後、かなり難易度の高い氷の山です。
とはいえ、午前中早めに顔を出して時間指定の予約をしておけば、夕方とかに並ばずに食べることもできます。こちらのほうが賢い選択でしょうが、人気のテイストは朝一番のお客さんたちで出切ってしまうので、目当てのテイストがあるなら、やはり並ばなくてはいけないでしょう。(上写真は開店と同時に売り切れるなつおとめ)
寿氷さんは一年通して同じテイストは出していません。春夏秋冬で旬の果物を使っているのが特徴。上は北海道産のアミメメロン(赤)。美味かった。
地元真岡産のブルーベリー。栃木に住んでいるとブルーベリーを食べる機会が他都市よりも多いです。普通に親戚が作っていたりします。
寿氷さんは「マツコの知らない世界」のかき氷特集で紹介されていた通り、テーブルに運んでからシロップをかけてくれます。追いがけも頼まなくてもしにきてくれました。
さて、ここのかき氷、かなり美味いです。世界一を目指していることはある。果物やシロップの味が美味いというのなら、素材しだいということで簡単だけれど、ここのかき氷は、氷が最近流行りのタイプとは違う、口に入れても瞬間的に消えないのにフワッとした感じがあり、非常に満足度の高い氷となっていました。形容しようがないけれど、一度食べてみる価値はありますよ。
このかき氷に旬の冬いちごシロップをかけて食べてみたい。なにせ、真岡市は日本一のいちごのまちであり、栃木には他県には流通させない(できない)幻のイチゴ「とちひめ」があるのですから。とちひめを贅沢に使って食べたら、それはもう本当に世界一かもしれんて。次は冬に真岡市の氷の山に登りにくることを決意するわたしなのでした。
寿氷さんのかき氷は天然素材をふんだんに使っているので、娘も安心して頂けました。ありがとうございます。(おわり)