様々な企画を立ち上げては完遂させることなく自然消滅させているわたしですが、やはりなんか映画についても書きたいなあとの思いを捨てられず、懲りずに企画を立ち上げます。
その名も「月末に想ふ、あのフィルムたち」です。
月1回なら続けられるっしょ!とかなり逃げた企画ですが、この企画の特徴は、わたしの一押しの映画をオススメします!とか、人生を変えてくれた映画を紹介します!とかいう企画ではなく、もっとシンプルに、その月その月の30日間、わたしが頭に思い浮かべた映画を紹介していくだけの企画です。
当然、思い浮かべればなんでもありということではなく、オススメできるレベルの作品のみ取り上げますので、映画を映画館でも部屋でも時間さえあれば見ているそこの貴方、観るものがないときには、是非参考にしてください。
1.映画と呼ばれているものならありとあらゆるジャンルひいてはロマンポルノまで観ますけどなにか?ってレベルの方にオススメします。
『WALKABOUT 美しき冒険旅行』(監督:ニコラス・ローグ)イギリス
「オススメの映画について考えるとき、必ず思い出してしまう作品です。あまりにも美しく、そして今見ても新しい、他に変わりがきかない1本」
2.映画にはやはりドラマやストーリーを求めてしまうという貴方へ。
『生きる』(監督:黒澤明)日本
「この熱さとメッセージ性は色褪せることがない巨匠黒澤明監督の傑作。最近のワイドショーを見ていて思い出した。わたしゃこの作品が大好きだ。かのように生きたい」
3.映画がなかったらとうに死んでいるそこの貴方へ
『ベルリン・天使の詩』(監督:ヴィム・ヴェンダース)西ドイツ/フランス
「思慮深くとても敏感な作品です。ヴェンダースの『ベルリン・天使の詩』なんて観たくねーよと尖がっていたあの頃、いざ鑑賞したら我がことのように理解でき、救われた思いをしたのを今でも昨日のように感じることができます」
4.最後に、まあでも映画はやっぱ娯楽だよねという貴方へ
『ザ・タウン』(監督:ベン・アフレック)アメリカ
「「メッセージ」のジェレミー・レナーを見ていたら、この作品のことを思い出した。レナーの役柄が泣けるんだよなあ」
以上、こんな企画ですが、どうぞよろしくお願いします。(次回:7月末日)