栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー、山岳会を考える。 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

人の親になっても頂きを目指し、家族と共に攀じり続けるパパクライマーの記録

 

 6月からわたしが所属している山岳会は新年度に突入。初旬に定時総会が開催されましたが、そこで役員改選があり、わたしは今まで渉外担当と会報作成の2つの役員業務を担当させていただいてきたのですが、会報作成業務1本に絞ってもらうことにしました。

 わたしが所属している山岳会は、昨年度入会した新人さんが計15名にも及ぶ、栃木県では飛ぶ鳥を落とす勢いで成長し続けている歴史も活気もある山岳会です。渉外を担当していた身としては15名も加入していただいて、素直に嬉しいです。

 ただ4月から栃木県山岳連盟の理事の末席を汚すようになり、海外委員会副委員長のみならず、広報委員会副委員長も兼務させてもらうようになると、話が違ってみえてきます。

 

 うちの山岳会ばかりに人が来るのも困りもの。

 

 4月に拝聴した日山協の八木原会長の話に出てきたのですが、日本の登山人口の内、山岳会等に所属している人口の割合ってどのくらいだと思いますか?なんとですね、なんとわずか1%!正確には1%にも届いていないそうです。

 この数字は驚愕の数字じゃないですか。つまるところ、山岳会というのは、登山愛好者や山好きの皆さんのほぼすべてに興味をもたれていなかったり、見捨てられていたり、自分とは無関係なものと認知されているということです。

 なぜそういう状況になっているのかはここでは差し控えますが、わたしはこれから、山好きの皆さんから見た山岳会のイメージを変えたい、変えよう、と思うに至りました。自分が好きなものを好きになってもらいたい、これ当たり前のことです。以前は、わたしの所属している山岳会の素晴らしさをさりげなく伝播してきましたが、これからは栃木県山岳連盟のすばらしさを伝えていこうと思っています。

 

 まずは栃木県山岳連盟に加盟している団体様に、栃木県山岳連盟に加盟していて良かったと思える県岳連にしないといけないということ。素晴らしいところがないのに素晴らしいと書くわけにはいきませんからね。

 そして山岳会に加入するメリット・デメリットをしっかりと伝え、山岳会に加入するのにデメリットを感じたり、自分に合う山岳会がないと思うのであれば、山岳会作っちゃいましょうよと説き、山登りは孤独にやりたいという方には、栃木県山岳連盟には個人会員制度がありますよと伝えていく。こういう広報活動に精を出していこうと思います。

 わたしがこれから相手にしていくのは、卓越した登山ばかりしている山岳会に既に所属しているような屈強な山屋さんではなく、地元の里山で健康増進につとめる皆さんや、那須や日光にハイキングで入っているような方たちだと思っています。

 

 取り敢えず、栃木県山岳連盟のホームページのリニューアル作業に全力を注ぎます!

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