減量1.「ダイエットは宣言してから始めるべし」 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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 ここ最近、お腹の子も分も食べている妻に付き合って食事していたら、あーという間に体重が増えてしまい、自分のボーダーだと考えていた60㎏すらはるかにオーバーして、結果増えに増えた、その計測値62.5㎏!!(515日)

 ショック!

 基本57㎏前後を推移させていた数字なので、そこから5㎏も重いことになる。体づくりはすべてにおいての基本なので、これではいけない。そこで8年振りに宣言することします。

 たま、ダイエットに挑戦します!(どーん!)

 さて、ちょうど10年前にも生活が変わるきっかけとなった減量(ダイエット)をしましたが、その時には1年で目標の10㎏の減量(ダイエット)に成功しました。その時編み出した減量理論は、わたし独自のものなので、今回もその理論を再利用して、減量を再成功させようと思います。

 しかし、その昔の減量を成功させる前と後では、わたしは文字通り別人です。最近の読者さんは知らないだろうけれど、減量前のわたしはフルマラソンどころか5㎞だって走ったことがなかったし、山もまだ登っていませんでした。カラビナという単語すらしらない状態でした。どうですか、想像できますか。わたしは走らない登らない自分を今となっては想像できません。減量を成功するということは人生を変えることにつながるのです。

 例えば、今回わたしが減量に成功するのは、減量したいからというだけではありません。体重が軽くするということは、マラソンの記録にもつながりますし、クライミングのグレードの更新にもつながります。ずっと口だけ番長になっているサブ3.5の達成や、クライミンググレードの更新、落とすと宣言しているクライミングルートを落とす目標、こういうことを成し遂げるために、減量するのです。つまり、減量するということは、理想の生活スタイルを獲得することに他なりません。

 というわけで、今回は減量期間を短く設定し、大田原マラソンが開催される11月中とします。そこまでに55㎏台まで落とします。

 目標 62.5㎏→55.9

 期間 200日間(515日~1130日)

 まずはわたしの減量(ダイエット)理論のおさらいから。




1.減量(ダイエット)するということは何か

 それは理想の生活スタイルの獲得に他なりません。自分の体型というのは、自分の生活のうつし鏡です。理不尽でもなんでもなく、たんに嘘偽りのない自分の日々の生活の結果が体型に表れます。

 わたしが東京から宇都宮に引っ越してきて2ヶ月たらずであっという間に人生最高体重まで膨れあがった10年前は、宇都宮特有の車社会の中で、何をするにしても車を利用し歩くことを忘れた結果でした。自分の体型とは、逆に言えば、自分でも気付いていなかった運動不足といった生活悪習慣を教えてくれた、いい友人でもあったわけです。

 だから、痩せたい、理想の体型を獲得したいと、安易なダイエットに走れば、確かに一時的に痩せるかもしれないけれど、痩せるための習慣(ダイエット)を中止すれば、また元の生活スタイルに見合った体型に戻ってしまうことを請け合います。

 理想の体型を手に入れるためにどうすればいいのか。それは体型が生活のうつし鏡なのだから、自分が理想の生活をすればいいだけです。ダイエットしている方々は、ダイエットに成功したら理想の生活が待っていると思うかもしれないけれど、基本的に理想の生活は何時からだって始められるのだから、ダイエットを始めたのと同時に、その時から実践可能な理想の生活スタイルを始めるべきです。

 つまり、ダイエットの前にまずやるべきなのは、自分が現在どういう生活を望んでいるのかよく考えることです。恋人が欲しいとか、ブラッド・ピットのような生活がしたいとか、まあ色々あると思いますが、自分が望んでいる理想の生活スタイルを明確にし、ダイエット中からそのビジョンに近づけていく努力をすることが大事です。

 理想の生活をしているだけで、安易なダイエットを行わなくても、理想の体型は獲得できますと、早い話がわたしはそう言い切ってしまいたいのだけど、ここまで書いた総論だけでは、皆さんに蹴飛ばされるのがオチだろうから、次回から、成功する減量(ダイエット)のコツに入っていこうと思います。(つづく)