55,56,57座目に続く、身重の妻でも登ることが可能な栃木百名山はないかと探していたら、もってこいの山を見つけたので妻の運動がてら登ってきた。
狙う山は、山腹に安産祈願のしゃもじ伝説のある雲光教寺本堂が立っている萬蔵山。雲光教寺本堂の安産祈願としゃもじ倍返しはいまだに行われている、現在進行形の信仰の対象になっています。
雲光教寺本堂階段からの
本堂
中は無人ながら、大小のしゃもじが山積みとなっていて、歴史や雰囲気を感じさせるような物も多く置かれていました。
ここで安産祈願を済ませてしゃもじを1つお借りします。そのしゃもじで御飯を食べ、安産の暁には2つのしゃもじを持ってお礼参りに戻るという習わしになっています。必ず戻ってきます!
さて、本来なら妻はここまでだったのですが、行けるところまで行くというので、山行は続行になりました。腹もだいぶでかくなっているので気が気ではありません。因みに、妻の身重山行はこれで4度目でしたが、過去最高難度だと言っていました。皆さんは妊娠中に登山は止めましょう。
まあでもうちの妻は無事に登頂。流石です。身重で登山はこれで4座目になりますが、子が成長したら、今度はその4座を巡ったりするのかなあと思ったり思わなかったり。兎にも角にも、まずは萬蔵山にはまた来ねば。どうぞ、安産でありますように。(おわり)