わたしは子どもの頃から住まいを転々としてまして、秋田→横浜→盛岡→横浜→諏訪→名古屋→宇都宮→市原→新宿、そして現在の宇都宮に落ちついております。そうなんです、わたしの生まれは秋田県秋田市なんです。でもね、半年前後しかいなかったので秋田市の記憶は全くありません。自分との関連性としては０に近いから話すこともできない。大人になってから２度ほど足を踏み入れたことがある程度です。
そんな秋田県ですが、栃木秋田県人会が３５周年ということで、先日市内で「秋田ふるさと県人会まつり」が催されていたので参加してきました。秋田の郷土料理「きりたんぽ鍋」に舌鼓を打ちつつ、県外初公演とのことで、嬉しい「超神ネイガー」ショーで笑い、目当ての秋田の伝統芸能“なまはげ”を堪能して帰りました。
「超神ネイガー」ショーは想像のはるか上を行く出来映えでした。うちの妻はバカ笑いしていて、基本秋田訛りなので話していることが理解できないというシュールなお笑いベースに、マッドマックス的なこれまた一般的ではない世界観で相当仕上がっていました。この寒い中、最初から最後まで飽きさせず観賞させたのだから、鐘の音も鳴り響いたといっていいでしょう。お見事でした。
吉本芸人が栃木のイベントなんかに営業にたまに来ますけどね、ネイガーショーの足もとにも及んでいませんよ。２分も見たらその場から離れてしまいますからね。プロはもっと頑張らねばなりませんね。
で、わたしの一番の目的は、生で秋田の伝統芸能“なまはげ”を見ることでしたが、それも果たせて大満足。子どもらをしっかり泣かせ歩いていた“なまはげ”の皆さん流石です。持ってる包丁がでかくて、子どもの頃に襲われたら、そりゃ泣くよなーって感じでしたよ。
秋田に生まれたのもなにかの縁。いつかはゆっくり旅行にでも出向いてみたいものです。（おわり）