山行報告【奥穂高岳・涸沢岳西尾根(冬期アルパイン)】2日目 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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人の親になっても頂きを目指し、家族と共に攀じり続けるパパクライマーの記録

(1日目のつづき)


3.山行記録(2日目)



幕営地を6時に出発。



稜線に出た頃には明るくなっています。朝焼けが綺麗です。



例年苦労させられた蒲田富士への登りもフィックスが出ているので問題なさそうです。



フィックス使ってさくっと登り、





90分かからずにF沢のコルの下降点に到着です。天気がよいので、涸沢岳への稜線までのルートもしっかり確認できます。



F沢のコルから急で長い斜面をつめます。この日は雪が安定していてトレースばっちり。またもやさくっと抜けました。



涸沢岳山頂に向けて稜線をつめ



出発から3時間で涸沢岳山頂





眺望を堪能し、



下降も問題なくやり過ごし、



小屋の影で核心である奥穂高岳山頂への登りだしの岩稜をオブザベしながら小休止。風は20mくらいありますが、3000m級の山でこれなら最高の条件の部類です。



岩稜もノーザイルでこなし、4年越しの奥穂高岳登頂です!(やったー)





快晴!景色最高!絶好の日和です♪



穂高岳山荘への岩稜の下りも核心なので気は抜けません。



ここもノーザイルで抜けました。メンバーが下りてくるのを見守ります。



山荘の中を偵察がてら大休止して下山を開始します。涸沢岳まで登り返せば、歩くラインがすべて見えるのが楽しい。



夏にミスした滝谷の眺めも素晴らしく



F沢のコルへ斜面の下りも階段で、



最後の最後に今日歩いた奥穂高岳までの稜線を振り返ります。しかし良い天気。午後は春のような陽気です。



無事に幕営地に到着。この日はトータル8時間30分の行程になりましたが、まだ14時30分。やることもないので17時には就寝とし、翌日までまた10時間以上の睡眠をとるはめとなりました。(3日目につづく)