近況462.はじめての西上州エリア♪ | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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人の親になっても頂きを目指し、家族と共に攀じり続けるパパクライマーの記録

ハンタマでシーズンインした翌日は、西上州の荒船山相沢奧壁に入ってきました。目的はもちろんアイスクライミングです。最近は、リーダー山行ばかりで背伸びしてなかったので、刺激するべく背伸びしてまいりました。



取り付いたのは、相沢奧壁の氷瀑群の中でも一番有名な相沢奧壁大氷柱です。



偵察してきた仲間によれば、大氷柱から左に10分くらいのエイプリルフール(上画像)や大氷柱とエイプリルフールの間の氷瀑も今年はしっかり凍っていたようです。やはり今年のアイスは当たり年ですね。



で、これが今回取り付いてきた相沢奧壁大氷柱の全景です。50m7590度。真ん中から左に寄るほど傾斜が出てきて難しくなるので、わたしたちは一番右のラインを選択しましたが、ここでもV-あるので、わたしにとっては過去最高難度になります。



ここをトップロープで登らせてもらったのですが、長いルートを楽しながら登るには、まだまだわたしには力不足であることが十分理解できました。昨年アイスも“足で登る”という感覚がはっきり分かるようになって以来、腕をパンプするということが一度もなかったのに、この日はパンパンしてしまいました。まだまだです。。



でもこういうところもフリーではともかく、フィフィ使えばリードできるなあとも感じました。フィフィあれば垂壁が長く続きでもしないかぎり“抜ける”ことは可能なわけですな。まあそれでいいのかは別問題として。


この日リードしてもらったのは、通っているクライミングジムの常連さんなのですが、アイスクライミングの基礎から応用まで色々聞けて、自分のダメダメな登りも含めて、本当に得るものの多い1日でした。



やっぱ自分がリードでは成立しないクライミングってのも大事だよな~。気楽でいいしね(笑)。まあでも来年はここをリードしよう。それには精進あるのみですな。(おわり)