山行報告【八ヶ岳1泊2日(アイスクライミング・冬季登攀)】前書き | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

人の親になっても頂きを目指し、家族と共に攀じり続けるパパクライマーの記録



2月の2度目の大雪が降った週末の次の週末、私は山岳会の後輩2名と12日の八ヶ岳山行を計画していました。大雪のため2週連続山の予定を変更していたので、今度こそはと思っていましたが、ことは自然現象の問題です。焦ってもしかたありません。


よって、雪崩の心配はないか?八ヶ岳までそもそも車で行けるのか?週半ばまでの天気予報と睨めっこして計画を実行するか否か判断することにしました。


週半ばまでは、金土にまた軽く雪だと言われていましたが、蓋をあけてみれば前線は上がってこず、週末の八ヶ岳は風も微弱で快晴とのこと。行者小屋までのルートもトレースがついていることがブログで確認できたので、当初の予定をかなり変更してはいるものの、八ヶ岳には入ることにしました。


もともとの計画では、初日に赤岳主稜(冬季登攀)を取り、2日目に南沢の小滝や大滝でアイスクライミングして帰るというものでしたが、予定変更して、初日は素直に小屋に入って赤岳主稜の取付き確認のみ行い、2日目に主稜アタックという計画にしました(初日の情報収集の結果、アタックは困難と判断した場合は、2日目はアイスクライミング)。


問題は、後輩2名のモチベーションが維持できているのかどうかです。一度計画が中止になると考えてしまうと、なかなかモチベーションは上げられないもの。各自、行くとなったら自分でも調べて自分の山行のような意識で準備してくれと、普段言わないようなことも事前に伝えておきました。(次回へつづく)