山行報告【女峰山(積雪期縦走・避難小屋泊)】2日目 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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人の親になっても頂きを目指し、家族と共に攀じり続けるパパクライマーの記録

1.行動予定

2日目

05:00 起床

06:30 唐沢避難小屋出発

女峰山頂

唐沢避難小屋 

→黒岩

16:00 滝尾神社駐車場


.山行記録

食担のわたしは朝も素早く起きて、野菜切りからスタート!メニューは下記です。


●横手風スープ焼きそば(横手焼きそば麺、豚細切れ、シーフードミックス、キャベツ、

玉葱、にんじん、しいたけ、醤油、ゴマ油、鶏ガラ、etc...


冬季の食事は、①水分が大量に摂取できるメニューであること、②素早く簡単に作れること、2点の制約が課されているので、スープ焼きそばにしてみました。それを味に変化をつけて食べることができるよう、オリジナルの工夫をして、あっ因みに写真がない。



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下界で試作した写真が上ですね。横手焼きそばは目玉焼きとキャベツ、そして独特なソースと福神漬けが特徴ですが、この目玉焼きだけ諦めました。流石に油を使うのはね。山の中では半熟ゆで玉子で代用しました。朝飯はもっと簡単に調理できるほう良かったと思う。山の中は山の中、そんなにこらなくても良かったと反省です。


さて2日目スタートです。小屋にアタックに必要のないテン泊関係の装備をデポしていきます(避難小屋泊ですが小屋の中にテントを張って寝ます。これが非常に暖か)。



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メンバー全員ワカンの中、一人スノーシューで楽々山行を楽しむわたし。おお、朝日が顔を出しましたよ!



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本日は先行者が2名いました。当会の名誉にかけてラッセル泥棒するわけにはいきません!



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早々と先行者に追いついて、ラッセルをかって出る、先輩たち。頼もしい♪


因みに、この先行者さんらは、普段は天候がよくても黒岩までしか行けないのだけど、今回はわたしたちのトレースがあったので小屋まで行けて、こうやって翌日山頂アタックすることができたと、わたしたちに感謝しておりました。このエピソードはどうだ!ということが書きたいのではなく、冬季縦走はトレースのありなしだけで、かくも大きく山行を左右するのかといった教訓として書き留めたい。



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山頂で記念撮影♪



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眺望抜群♪



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富士山と男体山の競演です♪



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みんなの顔には笑顔の花が咲きっぱなし♪



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さあ下りようか。楽しかった~



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小屋に戻って、3度目の調理をして(1名急遽不参加につき、1名分余計に食材を持ち込んだから3食することになりました)、予定より遙かに早い下山スタートです。



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わたしの後ろ姿。エベレストにはエアマットなんて持って行けないと、頑なに銀マットを使用しているのであった。それにしても見映えが悪いな...



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無事下山。朝食だけでなく昼食まで作ってゆっくりしてきたのに、それでも16時下山予定が13時前下山に。このメンバーは歩けるなあ、頼もしい♪


.まとめ

というわけで、楽しさしかない山行なのでした。本当に県内屈指の難コースなのかと言いたい。往復16㎞以上、標高1600mくらい登るのかな。うーむ、もう一般縦走路の難易度が正確に把握できなくなってしまったよ。まっでも、確かに県内でここより厳しいのは湯元から前白根越えで奧白根にアタックする冬季縦走路と、冬しか登れない大佐飛山山行、あとは栃木県側から庚申山経由でアタックする皇極山あたりかなあ。大佐飛と庚申経由はやってないから、いつかはやってみたいかな。まっでも県内の山は、こういった長いルートより、踏み後のない、藪漕ぎ必須の低山のほうが冒険心をくすぐられたりするかな。


なにはともあれ、仲間との山行、テントの中の会話や宴は楽しいものでした。初めて立候補した食担も卒なくこなせたし、個人的には久々に料理できたのも楽しかったかな。やっぱ料理は人に食べさせてなんぼですよね。自分のためだけでは限界があります。しかし、冬は生ものを担げるのでメニューの自由度が高かったものの、これが夏なら話しが違う。夏の山行だったら自分になにが用意できるのか、夏に再挑戦しなければと、いまからわりと考えてます。なんか山でこんなものが?ってなウルトラCやりて~(おわり)