近況110.野球観戦@神宮球場 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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わたしは中日ドラゴンズのファンなのですが、試合は神宮球場で組まれた時しか見に行きません。しかも現在は栃木在住だから、それが週末に組まれないと必然的に見に行けません。昨年なんてチャンスが1回あったかなかったかでした。東京Dでもいいじゃないかとよく言われるのですが、やっぱり屋外のほうが野球ぽくて好きなんですよね。だから神宮戦が週末に組まれるのをじっと待ちます。


そんな週末の神宮戦、今年はなんと沢山組まれました!これは何度も応援に行けるなあと喜んでいたのですが、蓋を開けてみれば91日の観戦が今年最初なのでした。理由は簡単、山岳会に入ってからというもの兎に角山ばかりになってしまって、週末を野球のためだけに東京へなんて無理になんてしまったんですね。まっ、しょうがないよね。あちらを立てればこちらが立たずというわけです。


それはさておき、91日のヤクルト戦は面白くなかったねえ。中日の野球は高木采配になってから、チーム戦としては見るべきものがまったくなくなったよね。までも言うまい。わたしはまだお子様だった頃から高木監督には不満しかなかったのだから。なんつーか無策というか、無能というか、登山で例えるなら、たいしたビジョンもないまま山行計画を立てて、いざ入山し、登り始めれば、やれ道具が悪いだ、道具が壊れただと文句ばかり言っている、そんな感じか。わたしには高木さんがなんのためにユニフォーム着ているのかさっぱり分からない。取られた点すべて4番にあげられる(6打点)ってどうなのよ? 無策としか思えないじゃない。


しかし、そんなことは観戦に行く前から分かっていたこと。わたしがチケットを抑えたのは高木采配に文句を言いにいくためじゃない。今年から中日に戻ってきた、山崎選手を応援しに行くためだったのだ。それが観戦10日前に骨折で戦線離脱。うーん、見るべきものが本当になくなってしまった。。


面白くも何ともない野球観戦というのは凪ぎのようだね。時間がゆっくり流れるよ。ビールの売り子さんだけがせっせと動き回ってて、その先のフェンスの向こうではレフトの守備位置についている和田さんが帽子をとって汗をぬぐってた。隣のお客さんが今日も和田さん光ってるねと言った。次の回の攻撃、和田さんはこの日唯一のタイムリーを放った。さすが和田さん、頼れる男だな。


どんな状況下でも、それに呼応することなく、ひとり気をはける責任感をわたしも持ちたい。それにはやっぱり日々の積み重ねなんだろうな。最近ようやく心から分かるようになってきた。本番よりも本番までに過ごした日々のほうが大事なんだって。なんとかなると思っても、本番だけではなんとかなりはしないのだ。(おわり)