#16 キネマ刑事たまの新作レビューはメモ書きで起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!! | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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というわけで、映画ばっかり見ているのに映画のことをまったく書かないおいらのブログを少しくらいは映画色に染めようと始めた企画“キネマ刑事たまの手帳メモ”。これはおいらが自分のために観賞後に書き殴っておいたメモ書きをそのままブログに転載してしまえという乱暴な企画だったのだけど、メリットは結構あって、それは新しく自分でなんら書かなくても素材は山のようにあるという点。・・・だったはずなのに、いまだ転載できたのは18pまで。おいらのメモ書きは既に93pを超えているので、結局この企画もリアルタイムにはほど遠い企画となってしまった。というかコピペすることに飽きたわ。いうわけで、それを補うためにも、ザクザクと皆さんの映画館観賞に役立つようなことも書いてみようと決意し始めた企画が、“キネマ刑事たまの新作レビューはメモ書きで起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!”だ!(どーん!!)


まず苦役列車から。山下監督らしい演出が復活。これはイイ。森山未來は演技賞を年末に何冠も取るだろう。ダークナイト・ライジング』は、完結編らしい盛り上がりがあって良質。面白いシークエンスも結構あったな。『闇を生きる男上映形式に難あり。DVDで見るのとたいして変わらんわ。ぼくたちのムッシュ・ラザールは、それなりにしっかりとできたヒューマン系ドラマ。特別オススメはしない。少年は残酷な弓を射る』は、このいやな感じがたまらんな。メリダとおそろしの森3D<日本語吹替版>、深みというものが微塵もない。崖っぷちの男は、ごく平凡なジャンルもの。でもこういう映画にお金と時間を使うのは嫌いじゃないんだと再認識。ヘルタースケルター</span></strong>は、いつの時代の映画だよ。文法がじつはコテコテで面白くない。編集も下手だし、映画キャストスタッフ陣がまとまってないのがよく分かるわ。アベンジャーズは、まとまらなそうな話をよくまとめてる。演出がアニメっぽいのは御愛敬ということで。THE GREY 凍える太陽は、トニー・スコットの死は本当に残念でならない。彼がいなかったら、おいらが今のおいらのようなには形成されてなかったかもしれない。初めてヴィンテージのチラシを購入したのは「トップガン」でした。いまだからこその「トップガン」の続編話し、楽しみでしょうがなかったのに。彼の死は本当に残念、残念、残念、残念、残念です。


兎にも角にも、今なにを薦めるか問われたら、おいらはおおかみこどもの雨と雪オススメしますよ。驚くほどイマジネーションがきいたアニメーションで、流れるようなストーリー、そこに心がしっかりと宿って主題に入っていくさまは、冒頭から泣かされっぱなし。思い出してもすぐ涙あふれちゃうわ。あー傑作。までもムカデ男2のほうが実は評価が高い。これにおいらは満点をつけた。でもあなたはこの映画をけして見てはいけない。日本で公開された中では、もっともライト層に見て欲しくない映画だわ。おいらの年間たま賞作品賞候補にもっとも近づいているホラー作品なのは間違いないけど、そこのあなた、けして安易に見ないでちょうだいよ。(おわり)


* 記述内に公開終了作品が含まれている場合がありますので御注意下さい。