というわけで、映画ばっかり見ているのに映画のことをまったく書かないおいらのブログを少しくらいは映画色に染めようと始めた企画“キネマ刑事たまの手帳メモ”。これはおいらが自分のために観賞後に書き殴っておいたメモ書きをそのままブログに転載してしまえという乱暴な企画だったのだけど、メリットは結構あって、それは新しく自分でなんら書かなくても素材は山のようにあるという点。・・・だったはずなのに、いまだ転載できたのは18pまで。おいらのメモ書きは既に91pを超えているので、結局この企画もリアルタイムにはほど遠い企画となってしまった。というかコピペすることに飽きたわ。いうわけで、それを補うためにも、ザクザクと皆さんの映画館観賞に役立つようなことも書いてみようと決意し始めた企画が、“キネマ刑事たまの新作レビューはメモ書きで起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!”だ!(どーん!!)
まず『ブラック・ブレッド』から。堅実なドラマに仕上げてある。『ネイビーシールズ』は、面白い企画としては成立しているも、映画としてはどうかな。『ただ君だけ』は感涙!『アメイジング・スパイダーマン』は、時世にあわせてあるので作り直した価値はあるとは思うけど、前シリーズのスジと結構似ている部分も多い。面白かったけどね。『11.25 自決の日 ~三島由紀夫と若者たち~』は、キャスティングとかもろもろ含めてもっとやりようがあったと思うものの、若い人にこそ観て欲しかったのだろうから、やむを得ないというところか。『スノーホワイト』は、監督のさばきが抜群。『BRAVE HEARTS 海猿』は、ジャンルものとして成功していると思う。『リンカーン弁護士』は、おいらはこういうの好きだぜ。『ラム・ダイアリー』は、印象に強く残るシーンはあるんだけど、脚本が致命的で残念。『テルマエ・ロマエ』は、現時点のワーストでございま~す。『ロボット』は、インド映画は最近入ってこないので映画ファンなら必見だ。
兎にも角にも、今なにを薦めるか問われたら、おいらは『裏切りのサーカス』をオススメしますよ。上質なスパイものでありヒューマンドラマでもある。特殊な環境や選択、そこに生きる雰囲気や感情などなど見事に紡がれている。エンタメよりではないから不親切で間口は広くないかもしれないが、明らかに21世紀のトップクラスのスパイ映画だろう。必見!(おわり)
* 記述内に公開終了作品が含まれている場合がありますので御注意下さい。