近況98.栃木の低山を連登してみた。 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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人の親になっても頂きを目指し、家族と共に攀じり続けるパパクライマーの記録

沢登りの翌日(日曜日)、知人を仕事関係で山に連れて行くことになっているので、どの山がいいか、ちょっと目的地(三依)周辺の低山を下見してきました。



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最初に登ってきたのは三依富士とも呼ばれている芝草山(1342m)。おいらの参考にしているガイドブックによれば、山頂の眺望もなければ登山道も整備されていない山だそうだが、どうやらそれは昔の話しだったようだ。山頂からはそれなりに眺望が得られたし、登山道もしっかり整備されていて登りやすかった。地図表記では往復3時間と少しくらいの山とあったけど、おいらは2時間かからず下りてきてしまったので、裏山でちょこっと遊んできました程度の山行にしか思えなかったけど、素人さんにはこのくらいでもきついかもしれないので丁度いいかも。それに難所として急な斜面が一カ所あるんだよ。そこもロープがしっかりとはられていたので、問題なさそうだし、そのくらいあったほうが小さい山だけに、アスレチック気分で楽しんでくれるかもしれない。うん、なかなかいいかも。



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芝草山を下りてきたら10分くらい車で移動して別の登山口へ。次に登ったのは塩沢山という山で、こちらも1264mしか標高のない低山になります。こちらは出だしは沢沿いをつめて屋根まで出る感じ。風がぶつかる山なのか、兎に角終始気持ちのいい風が吹いている心地よい山だったなあ。この日は夏の快晴でありながら暑いどころか爽やかな山行をしてしまいましたわ。沢の水も冷たくて美味しかったし、ブナの巨木とか見るべきものもあるし、なによりわりとルートが長いので、しっかり登山をした気分を味わえる山。


本来ならこちらを知人に登らせてあげたい。が、こっちの山には問題がかなりある。ガイドブックには山頂の眺望がばっちりあると書いてあったのに、おいらが行った際には眺望は皆無となっていた点。写真にうつっていた山頂のベンチ群もすべて跡形もなく消え去っていた。山頂に出るためには若干の藪こぎも必要。おまけに山頂は大きなあぶだらけで、とてもくつろいでいられないスペース。ゴールの山頂にこれだけマイナスポイントがあると素人さんには魅力薄なんじゃないあかなあ。スニーカーで地図表記4時間以上かかる行程もちと長い気が。


そんなこんなもろもろ考えると、知人さんたちには前者の芝草山に登ってらもらおうと思います。しかし山は下見しておくものだね。ガイドブックと真逆なんだものなあ。芝草眺望×→実際は○、塩沢眺望○→実際は×。知人さんたちがスニーカーじゃなかったら塩沢連れていくんだけどなあ。道中の風が気持ちのいい、いい山だったんでね。


取りあえず、芝草山に決定。栗の実がなると熊の木登りが頻繁におがめる野生あふれる山です。月末は楽しみましょう~(おわり)