『ライフ いのちをつなぐ物語<デジタル版>』ONE LIFE
出だしと結についているメッセージが浮いていてドキュメント素材から生み出されるはずのイマジネーションが破壊されている。本作はドキュメンタリーとして観られるのではなく、子供向けお勉強フィクションとして観られれば足りる程度の作品となってしまった。道中もずっとバックにスコアが流れ、音響もボリュームを上げすぎていてドキュメントを感じるにはほど遠い。素材を信じられず、自ら射程を狭くしてしまった残念なドキュメンタリー。大人が満足するのは難しい。
*これは感想文ではありません。