#8 キネマ刑事たまの新作レビューはメモ書きで起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!! | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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というわけで、映画ばっかり見ているのに映画のことをまったく書かないおいらのブログを少しくらいは映画色に染めようと始めた企画“キネマ刑事たまの手帳メモ”。これはおいらが自分のために観賞後に書き殴っておいたメモ書きをそのままブログに転載してしまえという乱暴な企画だったのだけど、メリットは結構あって、それは新しく自分でなんら書かなくても素材は山のようにあるという点。・・・だったはずなのに、いまだ転載できたのは99pまで。おいらのメモ書きは既に184pを超えているので、結局この企画もリアルタイムにはほど遠い企画となってしまった。非常に残念だ。いうわけで、それを補うためにも、ザクザクと皆さんの映画館観賞に役立つようなことも書いてみようと決意し始めた企画が、“キネマ刑事たまの新作レビューはメモ書きで起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!”だ!(ドーン!!)


まず『サヴァイヴィング ライフ―夢は第二の人生―』から。監督の最高傑作ではあり得ないのでこの監督を知らない人はスルーでいい。興味があるなら過去作品をレンタルすべし。『パレルモ・シューティング』は、雰囲気は出ている。『アンダーグラウンド<デジタルリマスター版>』は玄人向け。長編という時間の連続性の中からこその得られるもの多数。『天国からのエール<デジタル版>』はおおいに泣かされました。『リミットレス<デジタル版>』は発想がティーン向けながら娯楽映画として楽しめる。『親愛なるきみへ<デジタル版>』は、主題と売り方にズレがあり問題だ。『4デイズ(ブルーレイ上映)』は脚本ありきの映画。粗筋を読んで興味がわいたならどうぞ。『ステイ・フレンズ<デジタル版>』は旬の役者を魅力的に撮れていない残念な作品。『未来を生きる君たちへ』は、堅実な演出がついているも映画通ほど何度も観たことのあるような主題に思えてしまうはず。『幸せパズル』は予告から受けた印象が良かった人ほど失望するだろう。結局のところ主題の提示に失敗している。『緑子/MIDORI-KOは予告観て先物買いしたいと思った人だけどうぞ。


兎にも角にも、今なにを薦めるか問われたら、おいらは『監督失格<デジタル版>』をオススメしますよ。この手の映画が全国シネコンで上映されているのを不思議に思っていたのだけど、映画やドキュメンタリーについて考えたり勉強したりしている人なら、きっと多くのものが得られるであろう映画として大変内容の濃い作品に仕上がっていたので納得。この映画は人と語り合いたくなります。(おわり)


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