6. ぼくは今こそ昨シーズンのマラソンについて振り返らなければならない。 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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昨日のつづき。昨年と今年のサブフォーへ向けての調整の仕方はかなり違う。昨年のおいらは実戦主義に傾倒しており、本番のある11月に入ると毎週大会に参加しているという有り様であった。それで、本番一週前のハーフで膝を痛めたのは既に書いた通り。


104日(日)INDY JAPAN サーキットマラソン&ハロウィーンラン・ウォーク(ハーフ) 

1025日(日)大田原マラソンコース24㎞試走 

111日(日)第32回足利尊氏公マラソン大会(ハーフ) 

113日(火)第4回那須塩原市ハーフマラソン 

118日(日)第20回矢板たかはらまらそん(ハーフ) 

1115日(日)第23回宇都宮マラソン(ハーフ) 

本番!・1123日(月)第22回大田原マラソン(フル)


昨年大田原に向けて本格的に調整をスタートさせたのは9月から。つまり3ヶ月という短期で実戦経験を大量に積みつつ仕上げるというスタンスで勝負したのである。とは言っても昨年も年中山に登っていたから、走っていなくても心肺能力が低下しているということはなく、9月に入ったら直ぐ本格的に走り始めることができ、走り込んだ量は、9月期(150.1㎞)10月期(200.6㎞)11月期(108㎞)という具合(但し11月期は本番の42㎞を含めず)で、3か月でもそれなりの距離を走破することができた。


おいらはこの昨年の調整方法でも十分サブフォー適ったと思っている。なにせ、フル4時間8分で完走しても何処も痛めず疲れもなかったのだから。でも、やはりこの調整方法は間違いの多い方法論であったと今になって反省している。


その過ちのもっともたるものがハーフマラソンの出過ぎに他ならない。おいらが目指している本番は42.195㎞が舞台。それにも関わらず、おいらはハーフマラソンばかりに出場していたのだ。ハーフとフルは大きく異なる。ハーフは調整として利用するに留めればいいのであって、無駄に出過ぎているとハーフ専門のランナーとして仕上がってしまう。結果もハーフの自己最速は叩き出したのに、念頭のサブフォーは失敗するという憂き目にあった。つまり長距離レースに向けての調整に、中距離の実戦を多用するのは相応しくなかったのだ。


そこで、今年度のおいらは調整方法を一変する。ハーフマラソンにはほぼ出ず、長距離戦で勝つべく、実戦でなく練習段階から長距離を意識した調整を心掛ける方法論で挑むことにした。そのもっともたるは、セルフ30㎞走の敢行である。セルフ30㎞走とは、大会でもないのに自分の意思で30㎞走ってしまうことである。このセルフ30㎞走を、おいらは1000㎞トライアル宣言企画の中で5回実行すると決めた。長距離狙うなら調整も長距離仕様に切り替える。こんな当たり前のことが何故もっと早くに思いつかなかった。いまとなっては不思議でしょうがないわけがない。いやだって、大会でもないのに自分の意思で30㎞なんて走りたくないじゃにゃいか! 走ることに快感を見いだしているタイプかM体質でもないかぎり、なかなか素人には困難な調整方法である。というわけで、5回実行すると決めたと書いたがおいらはまだ3回しか実行できていない。計画では11月中にあと2回走れるチャンスがあるにはあるが、なかなか思い通りにいかないものであるからして・・・。


ともあれ基本にこのセルフ30㎞走を据えて、4月からという長いスパンでの調整ということになった。


4月走破距離 100.3

5月走破距離 161.9

6月走破距離 80.3

7月走破距離 79.3

8月走破距離 115.0

9月走破距離 64.4


こちらも計画通りにはいっていない。6ヶ月経過してまだ走破合計601.1㎞である。11月末までに1000㎞完走するのはかなり厳しい状態と言わざるを得ない。それでも状態は頗る良い。やはり山に定期的に入っているせいもあって、突然30㎞走っても今や特段の披露に襲われるようなこともなくなった。セルフ30㎞走のタイムにしても、


6月26日(土)夜:3時間22分49秒

8月18日(火)夜:3時間00分39秒

10月16日(土)昼:2時間47分46秒


表の通り確実に成果が出始めている。6月時なんて本当に絶望したものだったが、10月時には疲れ知らずであった。さらに特筆すべきは、10月時は真っ昼間に30㎞走れたことかな。おいらは普段夜走っているので、昼の晴天の暑さの中30㎞走って、この時期にそれなりのタイムが出せたのは自信になったのではないか。


セルフの話しはお終いにして、今秋のおいらの大会参加スケジュールについてふれておこう。今秋のおいらの大会参加は下記4レースのみ。


1031日(日)第4回赤城山トレイルランニング・レース(29㎞)

113日(水)第5回那須塩原ハーフマラソン(ハーフ)

1114日(日)第10回陣馬山トレイルレース(23.54㎞)

1128日(日)第35回河口湖日刊スポーツマラソン(42.195㎞)


前哨戦は3レースに絞り込んだ。昨年に比して、ハーフマラソン大会への参加は那須塩原一本のみ。那須塩原は第2回から毎年参加している馴染みのレースなので外せなかった。きっと那須塩原は、トレイル29㎞の3日後の大会だから、ボロボロの状態でいかに走るかという丁度良いメンタルトレーニングになるだろう。というわけで、残りの前哨戦2レースはトレイルレースである。おいらは今回、足腰の負担を考慮して、前哨戦は舞台を山に移す賭けに出た。特に10月末の29㎞トレイルは、ある種おいら的には初体験の距離であり、完走できるかも定かではないが、このプログラムを乗り越えた暁には、きっとサブフォーなんてちょろちょろりんとクリアしてしまっているに違いない。


残り1ヶ月切りました。さあ結果はいかに!!