『徳次郎蕎麦』(宇都宮)- 蕎麦漫遊記120。 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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今週末中はずっと宇都宮にいたので、日中しか営業してない宇都宮市内のお蕎麦屋さん“徳次郎蕎麦”に出向いてまいりました(この店で宇都宮市内の行けていなかった蕎麦屋さんはなくなりました)。早速、本に掲載されていた“天ざるそば”を注文し、茶でもすすりながら待つべしと湯飲みを顔に近づけると、なんとまあこの店、最初から茶でなくてそば湯(つけ汁で少々わってある)を提供しているではないか。こんなシステムの店があるとはびっくりです。面白いけど、やっぱ最初は茶が欲しいかも。


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頼んだ品が届いて、すぐに失敗したことに気付く。しまった“天もり”と言わずに“天ざる”と頼んでしまったのか。おいらもまだまだであるな。邪魔しないでくれよ、刻み海苔ちゃん。蕎麦を観察。手打ち然としており太さ長さともにまちまちなれど、7,8割は整っており、平打ちにしあげてある蕎麦。早速、一口。うん、ほぼ十割で打っているという看板に嘘偽りなし。蕎麦の味がちゃんと残っている、淡くはないけど“しんしん系”。この蕎麦たちが、少し前まで粉であったことが想像できる手打ちらしい蕎麦となっておりました。汁ともあっていたし、平打ちながら、上手く喉越しと歯当たりの気持ち良さも出してあり、なかなかどうして、見事な一枚となっておりました。


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そして、噂の特大エビ天。割り箸より長いです。食べてみると水っぽさなどまったくない、養殖ものでない天然えびならではの肉の美味しさがつまっております。このエビ天が付いてくるなら1500円弱の定価も納得です。


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そして、そば湯。たぶんおいらが飲んだ中では1,2を争うであろう濃厚系。一つ間違えればココアじゃないの?と間違えてしまうほどだが、そば湯大好きのおいらでも、ここまでくると流石にやり過ぎじゃないかと思ったとか思わなかったとか。


ともあれ、全体としてとても満足できるお店でした。おいらは蕎麦には洗練さが欲しい(味に)と思っている人間なので、その方向性とはあきらかに異なるタイプのお店でしたけど、家の近所では一番美味いお蕎麦屋さんなのは間違いありません。夜やってないから食べるチャンスはもうないかもだけどね。


【宇都宮】徳次郎蕎麦/天ざるそば ☆☆☆★ /そば湯 ☆☆☆★


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【素材情報】

そば粉:日光産とその他の国内産

つ ゆ:本カツオ節、サバ節、イワシ、コンブ

薬 味:葱、わさび、一味大根


【蕎麦まとめページ】

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