年末になにかを取り寄せるのが恒例となりつつあるおいら。今年は、つけめん四代目けいすけの人気メニュー「伊勢海老の滴」をチョイスしてみました。お店では麺を焼いて提供されている人気の焼きつけ麺で、店と同じ味を目指していたら通販のほうが美味くなってしまったとさえ言われている商品です。
早速調理。冷凍状態からそのまま茹で上げるだけでよく簡単。麺は８～１０分くらい茹で時間が必要な太麺。ふむ、味は本当に濃厚な海老の頭の味。味噌の風味が強いけれど、頭まるまるで出汁を取ったなという海老臭さもある。うん、自分で作ったにしては悪くない。でも作れないこともないかなという印象だ。
海老の頭を殻ごとミキサーにかけて、その粉までを存分に投入すれば、市場で味噌の入っている海老さえ調達できればこのくらいの海老臭さは出せる。というかおいらがカレーでよくやる殻ミキサーの手法そのままではないか。おいらが思うにはもう少し殻を押さえたほうが品のある味になると思うのだが。つけ汁を最後まで飲み干すとそれはもう驚くばかりの殻の粉末が器の底に残った。
通販としてしっかりとした味と個性を全面に押し出してあるのでこれはこれで正解かなと感じました。ただ、作り方の記載そのままで調理せず、つけ汁を温める際は、冷凍から茹で始めてある程度火が通ったら、器にあけて直火で沸騰寸前くらいまで熱したほうがいいと思います。一層の味噌の風味が感じられることでしょう。（おわり）