大田原マラソン<試走> - 蕎麦漫遊記71 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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『ファーム高林坊』(那須塩原)- 蕎麦漫遊記71。


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二軒目に向かったのもおいらの基本書「再訪そば処栃木の名店を歩く」に農村レストランとして掲載されているお店です。ここも独自に蕎麦の栽培を始め、高林産那須野秋そばというブランドまで確立した、県内では有名な蕎麦処です。本店には蕎麦打ちを修得したい人間が足繁く通っているとかなんとか。本当かなあ、楽しみだなあ。オラわくわくしちまうよ。


本店は二種類の蕎麦を提供している。一つは、早刈りの青い蕎麦で打った名物“高林そば”。もう一つは、摘んで時間を置いて熟成させた蕎麦の実を挽いて打った“田舎そば”。


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栃木で青刈りの緑がかった蕎麦を食べるのは初めてかもしれないな。当然“高林そば”を注文。しばらくして、注文の品が到着する。おぅ、たいした緑色ではないではないか。おっと余所の蕎麦と比較してはいけない。目の前の蕎麦と向き合うのだ。早速頂きましょう。ずず。もぐもぐ。なるほど、青刈りらしいもちもちとした食感がちゃんと出ていて、栃木では滅多に味わえない若い蕎麦。香りは青刈りのわりにはないけど、蕎麦の味はそれなりにあり、汁との相性も悪くない。食べに来る価値が十分にある蕎麦だ。


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よし、このレベルならと、もう一つの“田舎そば”も追加注文。うん、これはよくある“田舎そば”。でも普通と呼べるほど美味しくはないかな。香りはないけどよく噛ませる蕎麦で、味わいが増しているところまでは同じ。でもこの“田舎そば”は、珍しくちりばめられている星が蕎麦の味わいと食感を邪魔しているような気がする。高林産那須野秋そばというブランド粉には、星を混ぜて打つ必要はないかも。目指せ極上の白の蕎麦といったところか。高林坊に行ったら、是非、高林坊そばのほうをご賞味くださいますよう。


いうわけで、一食で、そば3枚とごはん一膳食べて、やっと体脂肪の減少を食い止められるのです。食事が体を作っているというのは本当ですなあ。最近しみじみと感じます。


【那須塩原】ファーム高林坊 もりそば・高林 ☆☆☆★  もりそば・田舎 ☆☆☆  そば湯 ☆☆☆★


【素材情報】

そば粉:高林産那須野秋そばを二八で

つ ゆ:コンブ、カツオ厚削り、干しシイタケ、サバ節

薬 味:葱、わさび


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【蕎麦まとめページ】

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