映画雑記Vol.15(栃木県民版) | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

人の親になっても頂きを目指し、家族と共に攀じり続けるパパクライマーの記録

昨年オープンした那須ガーデンアウトレットに、フォーラムマルチプレックスシアターズ経営のシネコンが入る予定だったのは栃木の映画ファンなら誰もが知っている事実だと思う。その計画が白紙となったと聞かされた時の衝撃といったらない。いまだ思い出すだけで震えがくるほどだ。現在、栃木の映画館事情はかなり厳しいところに立たされている。いまや単館系をかける劇場がなく、ロードショー系を中心に回しているシネコンが4館と町の映画館が2館の計6館あるばかり。そこが揃いも揃って同じ作品をかけるものだから、栃木県は上映されている作品数でいったら全国でもワーストの部類に入ってしまうというところまで落ちてしまった。そんな栃木県にアート系に強いフォーラムが参入すると聞いて喜ばないはずがない。それが白紙。震えもするというものだ。


しかし、そんな氷河期も終わり迎えようとしている。フォーラムマルチプレックスシアターズの経営するシネコンが、当初の計画とは場所を変え、アウトレットではなくビバモール那須塩原内に12月18日にオープンすることが決定したのだ。その名も「フォーラム那須塩原」。アート系を主に上映してくれることで有名なフォーラムがとうとう栃木県にやってくるのである。今回はシネコンだからアート系だけというわけにはいかないが、「ロードショー系からアート系まで幅広く上映する」と宣言してくれているので心強い。あとは、どれだけ栃木県民がアート系作品に足を運ぶかにかかっている。


県民の皆さん「フォーラム那須塩原」12月18日オープンです。ひとつ宜しくお願いします♪