『bills』(オーストラリア料理)-世界六十カ国の料理を食べる31。 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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表題の続編企画で最初に訪れたのは、国の知名度に比べて料理屋は数えるほどしかないオーストラリア料理のお店『bills』。世界一の朝食を食べさせることで有名な『bills』の出店は、オーストラリア以外では日本が初。それが丁度この前おいらが出張ってきた鎌倉近郊七里ヶ浜に出店していたから、これはいいと31カ国目に選んだ次第。


因みに、おいらは、週末のディナー時間帯に出向いて30分待っただけで食にありつくことができましたが、それには理由があります。『bills』は、「ダイニング」と「ラウンジ」に別れていて、ディナーを食べさせるスペースとちょっとした軽食を食べさせるスペースが別れています。おいらは端からディナー時間帯でも有名な世界一の朝食を食べようと考えていたから、30分待ちの軽食スペースで事足りたというだけで、おいらが食べた日もディナーは予約だけで一杯で当日受付はしていませんでした。なにを食べたいかで対応を変えねばならないと思いますので、そこらへんは注意してくださね。


いうわけで、おいらが頼めるのは、ドリンクと朝食のメニュー数種類からのみ。世界一有名な朝食と称されているのは、トム・クルーズやキャメロン・ディアスがシドニーで「オーガニックスクランブルエッグ w/ トースト」を食べて世界一の朝食だと称したからだけど、その他にもレオナルド・ディカプリオが大好物だと絶賛する「リコッタパンケーキ w/ フレッシュバナナ、ハニーコームバター」など、世界的にも人気なコースが数点。おいらは前記紹介したトムとレオが愛した二点とも食べてみることにしました。(店の人はボリュームがあるので止めたほうがいいですよと言っていましたけどね)


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取り敢えず、ドリンクは一番オセアニアらしい“タスマニア産エルダーフラワーコーディアル”を注文。エルダーフラワーコーディアルは、バイオフラボノイドなどが含まれるハーブですね。イギリスとかでも良く飲まれているそうです。お店の人が言うとおりのマスカットのようなさっぱりとした甘さが特徴的なドリンクでした。本店は炭酸割りの形で提供されています。


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時間差をつけて持ってきてくれるよう注文しておいたワンプレートの朝食の2つの内の一つがまず運ばれてくる。まずはトムが世界一と称した「オーガニックスクランブルエッグ w/ トースト」。スクランブルエッグとサーモンとトーストといった簡単なワンプレート。本店は、食材を拘って利用しているとかで、卵もオーガニックの長野産とのことでした。


基本的に可もなく不可もなく。世界一と称されるスクランブルエッグにかんして書けば、もっと美味いスクランブルエッグを想像できるといったレベルかなあ。ふわふわや雲のようと言う表現は確かに当てはまるのかもしらんが、生クリームあたりを混ぜられたソレは、卵のいい味がダイレクトに伝わってくるとはいいがたく、素材レベルとしても最高の卵が使われているとまでは感じませんね。ほど遠いです


あっけして貶しているわけではありません。絶好のロケーションを楽しみながら、人気店にもかかわらず、贅沢にフロアを使ってゆったりと食事を楽しめるソレは、一皿1500円前後でも元は取れていると思いましたね。旅行の際にちょっと贅沢に朝食でもみたいな感覚なら十分ありです。近所で同じ値段で提供されていても絶対食べたくない味ですけど。


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二皿めのプレートは、レオが愛した「リコッタパンケーキ w/ フレッシュバナナ、ハニーコームバター」(日が暮れてしまったので写真をしっかり見たい方は公式HPに飛んでください)。 リコッタパンケーキは、ふわふわながらしっとりしていて、チーズの風味のするフレンチトーストのような感じかな。レシピが公表されているので、食べに行くより自分で作ってしまったほうが早い気もします。コチラ→(http://www.ozmall.co.jp/trend/20071009gourmet/


まあ間違いなくおいらの世界一の朝食ではなかったわけだけど、ここは人気店なのに本当に居心地がよく、ゆったりとしていて、店員の対応もよく、店に申し訳ないからと時間を気にしなければならないというようなこともなく、観光地で疲れた足を休めるには、とても都合のよいお店だと感じました。七里ヶ浜に出向いた際は一度くらい寄ってみてもいいでしょう。


「世界六十カ国の料理を食べる」まとめページ。

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