c.湘南音祭前日。(鎌倉観光後編) | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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いうわけで、参拝できました元寇追悼@円覚寺。確かに建長寺のような質実剛健さはないものの、寺らしい寺で大層な好感を持ちました。境内に緑が多いのがなにより和みます。だって驚くなかれ、この拝観中にむささびかモモンガが境内の木々を飛び移っているのをおいらは目撃してしまったんですからね!(動きが早くて撮影できず)。自然は本当に素晴らしいものです。昔は沢山いたんでしょうねえ、こんな小動物が。いまでは動物園にいる動物くらいにしか認識できないからなあ(モモンガ、むささびの類)。


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時間を気にすることもなくなったおいらが、円覚寺境内をぶらぶらしていたら、北条時宗の墓所である仏日庵に、なんと本日が時宗公の命日である旨、札が下げられていた。拝観料を払って、仏日庵に足を踏み入れてみれば、時宗公の熱心な信奉者さんたちが大勢集まって経を唱えておられました。端で眺めていたら「どうぞご自由に」とのことだったので、おいらも教科書で見たことのある時宗公の木造にお線香をあげさせていただきました。これも巡り合わせか、なかなか良い体験ができたと思います。


北鎌倉遠征も無事貫徹し、一安心のおいらは、北鎌倉駅にやってきた横須賀線に飛び乗って鎌倉にとんぼ返りしました。鎌倉駅改札を出たおいらは、最後の目的地でもある先ほどスルーした“鶴岡八幡宮”に向かいます。今度の北上は、観光客で賑わうお土産屋さんが軒を連ねる小町通りを利用します。おいらもお土産探しついでに店に立ち寄っては、試食を繰り返しておりました。試食しながら、そうだ、おいらは鎌倉に来て何一つ口に物を入れてなかったのではなかったかと気付き、苦笑。よく腹減らなかったものだなあなんて感心しながら、この煎餅は美味い。この漬け物は美味いと口を動かしながら“鶴岡八幡宮”に向かうのでした。いやこれは余談なのだが、鎌倉土産は難しかった。鎌倉で見かけるものといったら、煎餅に漬け物、紫芋関係なのだけど、どれも何故に鎌倉で買わねばならないのかという関連付けがよくわからないのです。サブレなんかも買ってもなんだかなあだし。


これは帰って人に言ったら、鎌倉は東の京都なのだから、単純に煎餅とか漬け物が土産として成立する街なのだよとのこと。確かにおいらも京都に旅行に行ったときは漬け物を土産にしたっけ。あの感覚でよかったのか、鎌倉。


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目的の“鶴岡八幡宮”に到着。まだ18時前だが、観光客は幾分減ったのかな。


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“鶴岡八幡宮”の夏の花“蓮”はまだ数えるほどしか咲いていませんでした。見渡すかぎり開花した時は、さぞ見事でしょうね。


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蓮の池を渡って、“七福神めぐり”最後の一神“弁財天”を詣でます(芸能と財運に御利益あり)。おいらが無心に拝んでいると、やってきました御利益が、オーラが体中に渦巻き昇竜のごとく天をつきます。こっこれが七福神のパワーなのか!(いろんな意味で驚きです)


長谷寺・大黒天(出世、開運)運のバロメーター+10

御霊神社・福禄寿(知恵)知力のバロメーター+10

本覚寺・恵比寿天(商売繁盛、五穀豊穣)政治のバロメーター+10

妙隆寺・寿老人(長寿)死期が近いものは寿命が数年延びる

宝戒寺・毘沙門天(病魔退散・財宝富貴)傷病を患っているものは完治

浄智寺・布袋尊(家庭円満)血族の忠誠度+10

鶴岡八幡宮・弁財天(芸能、財運)ランダムでアビリティを取得(1または2)


また一段と見栄えのするバロメーターになってしまったな、フォフォフォ。イベントフラグたてたから、次の目的地の情報を探らねば。“鶴岡八幡宮”のなかの住人に話しかけてみる。


「七福神すべてに会ったのかい、おめでとう」

「福神には八番目がいるという噂だよ」

「八福神は島にいるらしい」


むむむ、コンプリート後の裏イベント発生キタァー!どうやら、鎌倉副神巡りは“七”で終わりでなく次の“八”が存在するようなのです。「八福神は島にいるらしい」、鎌倉で島といったら江ノ島しかあり得ません。これは明日行ってみなければ。


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なんつうことを妄想しながら、“鶴岡八幡宮”の中央に位置している舞殿に到着。舞殿には七夕が近いということもあって、当時の七夕祭りの祭壇が再現されていました。


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本宮も近い七夕祭りの装飾が施されています。初中来られないものとしては普段の姿を目にしたかったのですが、致し方ありませんね。シーズン々の姿を受け入れるしかありません。どでかい賽銭箱に100円玉を放り入れ、拝みたおしたおいら、ふと我に返れば、え?“鶴岡八幡宮”ってこれで終わりなの? 敷地が広いだけでなにもないじゃないか。そうか、秋の紅葉、初夏の花々、8月の蓮、来る季節が悪かったのだな。これだけで鎌倉一二の観光スポットと呼ばれるわけないものな。残念無念


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そうだ、最後に“鎌倉三種の神器”のラストワン、“折り鶴守り”を購入せねば。いうわけで、三種の神器コンプリート♪(足腰が丈夫になる“草履守り”は、フィールド上を歩いていても敵に遭遇する確率が激減し、“みがわり鈴”は、ザキ・ザラキの魔法をかけられても死ぬことがなくなります(鈴がわれる回数はランダム)。そして、最後の“折り鶴守り”。これはどんな祈りも叶えてくれるお守りですが、ボスの居る島へ渡るためにラーミアを呼び出すクリア必須アイテムなのです。万歳~万歳~♪


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“鶴岡八幡宮”からの帰路は、まだ利用していない“若宮大路”を使って鎌倉駅に向かいました。ここも土産屋が多く、覗き覗きしていたらあっという間に時間が過ぎていってしまいます。江ノ電に乗るころには日も相当傾いてきてしまいました。


最後に江ノ電に乗って向かう先は、七里ヶ浜。そこで当初から夕飯にしようと思っていたのだ。向かった先はオセアニア料理を食べさせる人気店「bills」。予約は二名からの受付だったのでアポなしだったが、30分しか待たないということで、順番待ちに記名して海岸沿いをブラブラすることにした。


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丁度、江ノ島が夕焼けで染まる頃合い。海岸には人も少なく、時間をつぶすにはもってこい。30分など泡の如く消えてしまいました。


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江ノ島のライブ会場からも耳をすませば風にのって音が届いてきます。


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終盤暗くなり海風が強くなると、40~50代らしきイケメン社長(のように見える)方がサーフボードを持って海に出てきました。準備体操をして海に一人出ていく彼。こんな有名な海岸でも実力者なら、夜に一人でナイトサーフィンで遊ぶことができるのか。そりゃあ湘南鎌倉周辺がお金持ちに人気なはずだよなあ。山あり海あり食事あり。都心に出るのも1時間程度。一財産築いて一線引くなら申し分ない立地だね。まあおいらには関係のない話しだが。


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兎にも角にも、待ち時間も過ぎたので「bills」に向かい鎌倉初の食事にありつき(これは別に書く)、前日譚は終わりです。(本編へつづく)