序章:たま、プロレスへ行く。 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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62日、新日本プロレスが栃木興行に来るとのことで、プロレスを生で観戦したことない人にチケットをプレゼントして観戦して参りました。おいらは過去プロレスファンだったものの、現在はまったくといっていいほどプロレスに興味がありません。前回観戦に行ったのも弟が行きたいというので連れていった2007年正月の東京ドーム大会まで遡らなければなりません。そして、その際も「プロレス終わったな」の感慨を深くし、帰途についたものです。

(その際の日記  http://mixi.jp/view_diary.pl?id=667828255&owner_id=1064357


前回の東京ドーム大会も人のプロレス初観戦のお膳立てをした格好だったから、基本的においらのプロレス観戦は、初観戦の者にプロレスを体験させるべく機能している以外に意味はない。今回は、中西学というおいらがプロレスを趣味にしていた頃に若手として活躍していた選手が、デビューして十数年経ってやっとチャンピオンの座に着いたというので、その当時のプロレスを知っている人に観戦したいならチケット用意するよと誘って出向いてみた。2年前の東京ドーム大会には本当に呆れ果てたが、一人の選手が十数年努力してやっと日の目をみることになったのだから、ご祝儀として2名分のチケットくらい安いものである。それに中西選手がチャンピオンである瞬間はこのシリーズが最後かもしれないしね。(おいおい)


というのも、冒頭興行ポスターを見て欲しい。現チャンピオンの中西選手の扱いの酷いことといったらない。これには理由がある。元凶は新型インフルエンザであった。今回のシリーズはJr.選手の最強決定戦ともいうべきリーグ戦がメインである。新日本プロレスは、このリーグ戦に合わせてメキシコから一流Jr.選手招聘を決めていた。そこへ新型インフルエンザ騒動である。こうメディアが騒いでいてはメキシコから選手を呼ぶわけにも行かない。そこでチケットをすでに売っている大会のカード変更の謝罪の意味と盛り上げる意味を込めて、前チャンピオンがシリーズ最終戦の防衛戦に勝利した後、3日後の後楽園大会で自分がシングル戦で苦手としている中西選手と防衛戦をやりますとぶちあげた。防衛戦の3日後にまた防衛戦をやるのは体力的に無謀であるが、この前チャンピオンは考えなしのお調子者なのである。自分は強く、人がやれないこともやれると信じて疑わないのである。中西選手との防衛戦は、内々の決め事で勝敗を事前に決めないガチ試合ということになった。なんでガチだと分かるのかと言えば、その防衛戦をTVで偶然おいらが見ていたからというほかないが、その前チャンピオンが過去に中西選手に敗れているのは、最強決定リーグ戦というような、やはりガチ戦時でのことなので、チャンピオンとしてガチで勝ったことのない中西選手とガチでやりたいという心理が働いたのだろう。上層部もまあ今のチャンピオンなら負けまいとの判断が働いたに違いない。が、結果は中西選手のパワー殺法に前チャンピオンは見事に跳ね返されたのである。プロレスにはハプニングが付き物。ポスターは当然間に合わなかった。


因みに、前チャンピオンの棚橋選手は、防衛戦の3日後という言い訳は口にしなかったものの、最初の防衛相手はおれを指名してくれと負けたその場で直訴し、その日のうちに中西選手もそれを了承するという流れで、本シリーズに至っている。おいらの読みでは、次は上層部命令で棚橋選手を勝たせるのではないかという気がしている。中西選手がチャンピオンでいられるのはこのシリーズ中しかないと考えているのはそのためだ。棚橋選手が結果ありきの試合を拒否することを願うばかりであるが、棚橋選手は結構ポカばっかりやっているのでガチ戦好きと見ているからあまり心配していない。おいらは人の良い中西選手が上に言いくるめられはしないかと心配しているのである。中西選手は人が良いので、負けろと言われれば・・・


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ともあれ、そんな推測憶測は会場に着いてしまえば棚に上げる。だってチケット購入した以上はテンションあげて元を取らなければいけません。そしてプロレス初観戦の連れを喜ばせなければならないのです。そうおいらは接待役なのだ。取り敢えず、連れの心拍数をあげるべく会場入口で撮影会のスタートだ!!


とかなんとか書き始めたわけだけども、つづきはまた明日・・・