『例幣使街道 文鋏宿本格手打ちそば処 挾蕎』(日光)- 蕎麦漫遊記12。 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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宇都宮から今市に仕事へ行った帰り、最短ルートを使用すると、美味しい蕎麦処には巡り会えない。少し遠回りして例弊使街道を利用すると美味しい蕎麦処に巡り会えるからよい。今回選んだのは、売り切れ次第終了と開店時間が昼のみの「例幣使街道 文鋏宿本格手打ちそば処 挾蕎」さん(さみそばと読む)。チャンスを見付けてはボスを蕎麦漫遊に付き合わせてきたから、ボスも蕎麦好きになってきたらしく、最近ではおいらの蕎麦をひっかけて行きましょうという声に喜んで応じてくれる。いうわけで、本日は遠回り。本店も例の如く、おいらの基本書「再訪そば処栃木の名店を歩く」に掲載されているお店です。


開店してまもなくの入店にもかかわらず、結構な入り。平日で客層を考えると地元の人に愛されているお店なのかもしれない。本日は基本書で紹介されている“鴨セイロそば”を素直に注文。“鴨”は久しぶりだから楽しみである。


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注文の品到着。鴨汁から湯気がたつ~(ああ、涎が)。蕎麦を箸ですくあげる。色は単色で薄め。若干細めにうってある。なるほど。早速、いつものごとく、汁に浸さずに食してみる。すずぅずおい。うむ。すずぅずおい。もぐしもぐし。なるほど。汁に浸して食べてもみる。ずずぅずをる。ずずぅずをる。なるほど。口内に啜り入れれば香りがたち、噛めば蕎麦の味が広がる間違いのない蕎麦である。細めにうってあるので、喉越しもよく、硬めにうってあるので、コシがあり噛み応えもあるという、噛み応え派と喉越し派の双方に目配りのきいた蕎麦である。鴨汁は単品でも品のいい味で、そのままでもいただけるような味付けだが、蕎麦とのハーモニーという意味では、付ける必然を感じるようなものではなかった。まあ最近のおいらはつけ汁入らずなので、ここらへんはなんともだが、蕎麦のほうは間違いのない間口の広い蕎麦をいただくことができました。


【日光】例幣使街道 文鋏宿本格手打ちそば処 挾蕎/鴨セイロそば ☆☆☆★/そば湯 ☆☆☆


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【素材情報】

そば粉:地場産(日光市落合地区)を九割使用

つ ゆ:本がえし/カツオ数種、昆布

薬 味:葱(自家栽培)、わさび


【蕎麦まとめページ】

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=822116157&owner_id=1064357