中1ぶりのガンプラ製作。 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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中1ぶりにガンプラを製作してみた。ガンプラとはガンダムのプラモデルの略称。なぜに作ったのかといえば、理由は簡単。兄貴に贈るため。うちの兄貴はガンダムマニアというか博士というか、尋常じゃない人なのである。が、ガンプラを製作するのは億劫という人で、出来上がっていたらいいのにと常日頃こぼしておったので、たまには作ってみてもいいだろうとG.W.に間に合わせるために、徹夜して完成させてみた(一々書かないがG.W.前に贈らなければ意味がない必然性があった)。当初はDVD観賞1枚くらいで完成するものとばかり考えていたが、蓋を開けてみればゆうにDVD2枚以上はかかったね。なにより水戻しシールをちまちまとピンセットで貼る作業が必要以上にやっかいである。そう、おいらは不器用なのだ!


いうわけで、おいらはプラモデル作りが好きではない。小学校6年間で1年間、中学3年間で1年間の、計2年間プラモデルクラブに在籍していたことがあったが、おいらの短い指がなめらかに動かないことに愕然としたものだ。がしかし、今回は人に贈るという目的があるのだから嫌がってもいられない。鋭意取り組んだのであった。


そんなおいらの手元にプラモデルツールがあるわけもなく、取り敢えずニッパーとピンセットだけ購入。色付けはしなくてもいいよう、丁度メッキバージョンの“百式”が新発売していたからそれを選択。今回はできるだけ楽をするために接着剤やパテなどは使わずの説明書通りの素組みに従事することにした。最近のガンプラは3000円前後もするだけあって、素組みでも非常に見栄えがするので驚きます。でもこういった類を飾りたいと考える芸能人でいうと品川くんのような人の気がおいらにはしれません。が、好きこそもののなんとやら、人がとやかく言うようなことではありませんね。おおいに飾ってもらっていいと思います。


さて、兄貴に渡したら喜んでポージングごっこをして楽しんでおられたのでなによりでした。渡した後にこれはある意味手作りの贈り物(禁断)じゃないかという風に気付いてしまったけれど、特段気にする必要はないだろう。プラモデルは日数が経てば、いずれ壊れるから呪いの人形化することはまずない。因みに、おいらはガンダムについて相当詳しいけれど、ガンダム好きじゃあない(兄貴の話し相手を長年務めてきたから知識だけは持っているというだけ)。


プロフィール画像のガンプラも、ガンダム好きをアピールしたいというわけじゃなくて、学生時分にUFOキャッチャーで取っただけで放っておいたらネコの寝床と化したまでのこと。昔おいらが千葉に住んでいた頃、近所のゲーセンに3000円級のガンプラばかりが景品として入っているUFOキャッチャーが導入されて、そういった高額景品は、普通は簡単には取れないものだが、ちょっとの間、じーーーーとおいらが見ていたら、ある取りかたに気付いてしまって、あっという間に入っていた景品を根こそぎ持ち帰ったというサプライズな思い出がある。人にあげたりしたけど、まだ2,3個残っているというそういう話しだね。で、ネコの寝床と(笑)。


だから高額プラモデルを自腹で購入したのは今回が始めて。中1のときに作ったガンプラは800円くらいだったなあ(遠い目)。その前は小2で300円だった。今や10倍!


因みに、大人がプラモデルを組むというのは、それなりにメリットがあるそうだよ。大人になるとなかなか目にみえるゴールというものがなくなるので、普段特別なにもやってないという人は、プラモデルを組んでみたり、ジグゾーパズルを完成させたりして、日常の雑事を忘れて細々したことに没頭し、最後には目にみえる有形の達成感を味わう。半年に一度くらい実践すると、減少していたやる気や前向きな姿勢が戻ってくる。そして作ったプラモデルをハンマーで叩き壊すことで、決断力や実践力まで身に付くという、って病気か?!(おわり)