ユーロスペースで『キャラメル』を観てきました。本作はレバノン制作映画なのですが、なんと、じつは記念すべきおいらの映画館60カ国目の映画鑑賞になります!ばんざ~い、ばんざ~い。というわけで、“レバノン制作”というだけで飛びついてしまったわけですが、いやあ得てして、そいった国々の映画は箸にも棒にも引っ掛からないものですが、本作は普遍性のある女性賛歌作品として、鑑賞後にとても爽やかな気持ちで明日を迎えられる映画に仕上がっていました。ドラマを展開させることで話しを進めるのではなく、ちゃんと登場人物に寄り添って描かれているのが好感度大です。どこかに留学しているんじゃないか?と思わせるほど、見せる画もあって、感心させられることしばしばでした。