3年連続!! たままたまた42.195㎞挑戦。(みんなオラに元気をわけてくれ!) | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

人の親になっても頂きを目指し、家族と共に攀じり続けるパパクライマーの記録

(昨日のつづき)数日前の日記にも書きましたが、それから半年して、兄弟のマラソン大会参加に付き添うためにマラソンとの縁が復活します(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1105500590&owner_id=1064357 )。最初は3兄弟が揃ってマラソン大会に出場するなんて機会は、人生に1度チャンスがあるかないかだろうと考えて、軽い気持ちでセッティングした那須塩原ハーフマラソンへの参加でした。それがどうだろう。そのハーフに向けて軽く調整しようと数カ月ぶりにジョギングを始めたところ、驚くなかれ、おいらは、なんと人生でもっとも速く走れる身体を無意識のうちに手にしていたことが判明したのです。それは昨年夏の富士登山への挑戦で続けてきた登山体験の積み重ねからくるものでした。自身で走った10㎞走も20㎞走も自己最速タイムを叩き出し、ハーフも記録が欲しくなりました。そして、結果的に那須塩原ハーフも1時間48分台で走ることができたのです。


ハーフ1時間48分台という記録は、ジョギングの世界に足を突っ込んでしまったおいらには特別な意味を提示しています。それはランを楽しむものにとって最初に立ちはだかる大きな関門“サブフォー”へのチャレンジ切符です。“サブフォー”とは、フルマラソンを4時間以内にゴールすること。ブログなどでよく目にするこの単語“サブスリー”や“サブフォー”、自分には無関係な話しだと思っていた。けれど走り続ければ、10㎞、20㎞と走れる距離は伸びていき、タイムも確実に縮んでいく。正直な話し、昨日から読んできてくれた方には分かっていただけると思うが、おいらがマラソンを続けてこられたのは偶然の賜物です。自分で意識して走ってきたつもりはない。なんの因果か出場し続けているという状況があるというだけ。“サブフォー”へのチャレンジ切符もおいらが自身で掴んだわけではない。


おいらの中にも、ここまでマラソンに接してきたのだから、マラソンブームにのって最後のフィナーレとして東京マラソンに出場してみたいという気持ちはありました。だから、自分の行く末は運に任せることにした。抽選に通って東京マラソンに出場できることになったら、最後にファンランとして楽しんで走って終わりにしようと。抽選通らなかったら“サブフォー”に向けて、荒川フルに挑戦しようと。多くの芸能人も落選する東京マラソンの抽選です。おいらもものの見事に落ちました。おいらのラッキースターは荒川フルを選んだのです。そして、昨年に引き続き荒川フルへのエントリーがなされました。


おいらは基本的に、なにかやるにしても事前にミクシィに書くことはない。それは先回りして狙撃されるのが心配だからだけど、ネットに書くことは基本過去のこと、後出しだけと決めています。それを今回の荒川フルについては、事前に走ると宣言すると決めました。それは何故か。どうやら“サブフォー”達成できそうもないからです。


東京マラソンの二次落選の通知が来たのが12月。おいらは昨年の那須塩原ハーフ以降は一切走っておらず、走り出したのは年明けてから。1月の走破距離は計51㎞、2月の走破距離は100㎞に止まりました。おいらにとって冬季はスノーボードシーズンの真っ最中です。とてもマラソンへの準備と共存してはくれなかった。今でもどちらを取れと言われればスノーボードを取りますからね、おいらは。というわけで、大幅な準備不足で本番に挑むことを余技なくされました。しかしそれだけじゃあない。最後に山に登った10月から大分時間が経過したので、恐るべきことに山用へと鍛え上げられていた心肺と下半身が、急速に衰え始めたのです。それは走っていて実感できるほどです。おいらは2月に100㎞走りましたが、走りに出るたびに鍛えられているどころか、自分が衰えていくことを感じていました(タイム的にも!)。大袈裟な言い方をすれば、岳人に変身していた効果が、見事に解けた瞬間です。


街人に戻ったおいらには、走破距離以上の力は発揮することができません。昨年の那須塩原ハーフで1時間48分台を叩き出したのは、岳人化していたおいらです。特別走り込んで大会に挑んだわけではない。じつは自分の努力で成し遂げたわけじゃあなかったのです。さらには、今年はスノーボードを頑張り過ぎていて、週末のスノーボードだけで脂肪率が一桁台まで落ちて筋肉率ばかり上昇してしまうのです。2月はなんとか脂肪率を上昇させて、筋肉率を下げたかったのが、どうにもならない。“サブフォー”なんて夢を抱いたおいらですが、いまとなっては土台無理。でもおいらは今回どうしても“サブフォー”を達成させたい。理由はもう二度と“サブフォー”に手が届くような立ち位置にはおいらは立つ気がないからだ!(爆)


もういいじゃない。おいらもう減らす体脂肪もないし走る必然性がないんだよね。走るのも結局は娯楽なんだからさ、言い換えれば遊びだし時間をくうわけ。月100㎞走るということは月10時間捧げていることと同義である。何時までも続けているわけにもいかない。だからおいらはここで“サブフォー”を達成してジョギングから足を洗いたいのである。でもって、東京マラソン当選したら参加するなんつってる気楽なランナーになりたい。何も失敗した場合の予防線をはっているわけじゃない。おいらは今回ダメそうな現実を前にして(いやわかるんだ、ほんと)、出来る限り自分を奮い立たせるべく、演出しているのである。こうやってここに書いてしまえば、たぶんおいらはマイミクの手前達成せざるを得なくなるだろう。


エヴリバディ ミナサン コナオラダケド コナドウソモナイオラダケド ホンノリルダケデイイカラダナ ホトニリルダケデイイカラダナ スコシダケゲキイヲワケテクレナイカッ!!


と、こんなものを今日の早朝に投稿しようと思っていたんだけど、結局止めることにして走ってきてしまいました。みんなの元気をわけてもらわないことに決めたおいらの“サブフォー”達成はなったのでしょうか。乞うご期待です!(まあ当分書かないと思いますけど)


*ネコ写真は昔のもです。