0809シーズン。7回目!!(@スノーボード) | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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バインディングの損壊に伴い、一週末休んで2月22日(SUN)に出向いてきましたハンターマウンテン塩原。新ボード、新バインディング、新ブーツという三点セットで待ちに待った1日です。あれですよ、ブーツなんて終業後部屋に帰ってきたら、毎日部屋の中で履いていましたからね!!さあ、おいらのスノーボード第三幕の幕開けで~す♪(第一幕はレンタル時代、第二幕は初代ボード時代)


この日はスノーボードのジブの大会が開催されていた。じつはこの大会、おいらが今年出場しようと思っていた大会なのだ。初級者から上級者まで誰でも出場し楽しめる大会だから、度胸試しに出場しようと思っていた。だからこそ、この日までに360回せるようになりたくて、練習に励み、バインディング損壊という流れに繋がっていくわけです。当日受付もしていますが、新パートナーで、いきなり飛んだりなんだりできるわけがありません。パークも大会で封鎖されていることですし、新パートナーとの相性を確かめるべく、この日は1日フリーランで感触を楽しむことにします。


まずは、ランディングの感触がまるで違いますね。いままではオールラウンド用で硬度が“中”の板だったので、曲がるときなどの反発があって、とてもきれるライディングができました。2代目は硬度“柔”なので、曲がる際も反発が弱く、自分で全て操作するような感じのランになります。後はフラットの180などの回転が難しくなった。“柔”だと蹴ったあとの反発が返ってくるのが遅い。フラットでのジャンプがワンテンポ遅れるように感じる。でも全体的には使い勝手よしです。良好良好♪


わざわざ新ボードを購入するはめになった、ESTシステムもまったく御機嫌なシステムだ。the channelICSインフィニットチャンネルシステム)用のボードにしか装着することができない不便さを看破するほどの自由度が約束されている。例えるなら、いままでのバインディングがファミコンの十字キー。ESTシステムは、3Dスティックのようなもの。ESTならスタンス幅や角度を1㎜単位で変えることができる。ESTシステムはバインディングの左右の2本のネジだけで板と固定し、そのネジをICSボードに走っているレール上で移動させれば、様々な条件を演出することができる。


スタンス幅やスタンスの前後、バインディングの角度などを調整するのは、バインディングについている3つの覗き窓。これも凄く分かり易くて戸惑うことはありません。何より素晴らしいのが、そういった面倒な設定変更が簡便にできる点。いままでは、スタンス幅やスタンスの前後、バイの角度などを変えたかったら、一度ボードからバインディングを外さなければなりませんでした。ネジ3本を抜いて、外したバイを希望の形に調整しなおして、もう一度ネジ止めする。今回のはそういった調整をボードとバイを外すことなく行えます。2本のネジをさっと緩めてやるだけで、ICSボードのレール上でバインディングを自由に動かすことができます。この日も様々な角度やスタンス幅をゲレンデ上でドライバー一本でちゃきちゃきと変更しまくりました。その時その時の自分に必要な設定を簡単に手に入れられるのは、非常に楽だし、面白いと思います。なにより、ボードと板を分離しないでいいから、ゲレンデ上でも小物を無くす心配がない。これが一番快適です。


ESTICSの取り付けについて興味をお持ちのかたは、おいらも購入する際に参考にした、こちらのブログをどうぞ。

http://www.enjoy-snowboard.com/review/thechannel/review_burton_thechannel.html


MサイズからSサイズに変更したバインディングもブーツに吸い付くようで、非常に直感的。問題は26.0㎝から25.5㎝に変更したブーツのほうだ。サイズ変更したから靴下をいままでの2足から1足に変更したのだけど、それでも全体としてはぴったりという表現が当てはまるほど履き心地がいい。にも関わらず、滑っていてトゥーに体重をのせると、踵が抜けそうになる。これは致命的だ。ブーツはスノーボードでは命みたいなもの。高い金額払えば、自分に合うものが手に入るというわけではない。ギュウギュウにインソールを絞ってみても、足は痛くなるのに踵は抜けそうという悪循環。やはり紐縛らずに引っ張るだけで固定できるという簡便さにはデメリットもあったか。


がしかし、今回は初めて体験する靴下1足仕様だし、Ozone(ブーツ)には、踵浮き防止用のパーツが付属品として用意されていた。それらを利用しなければ、最終判断を下すわけにはいかない。まあおいらが以前使っていたブーツはどこのメーカーとも知れないようなものだったけど、おいらの足にフィットして最適だった。ちょっと昔のほうがいいかもと思ったりもするが、おいらは過去を振り返らない。Ozoneとはこれから悪戦苦闘しようと思っています。それに、そもそもこのブーツ物凄く軽いだんだよね。ESTに最適な薄いミッドソールを採用しているから、板とおいら自身が凄く近いのも嬉しいし、ベタだけど足裏で雪面を直に感じられる。逆に板が柔らかく雪面を潰してくれないから、細かな雪面への対処も自分でしなければだけど、それはそれでメリットとして考えられる。だから踵が浮く以外はまったく問題がない良いブーツだなと思います。あとは自分が此奴に合わせられるかだ。ようはおいらの責任問題。


この日はとても暖かで、ナイター時間帯まで命一杯滑ってきましたが、最後のほうは小キッカーで飛んでみたり、ハーフパイプにも入ってみたりしました。小キッカーでは、踵も抜け気味なのでお試しのつもりで飛んだだけなのに、いまだかってない高いジャンプに成功。浮遊感が全然違いました。これは次回に期待が持てます。逆にハーフパイプのほうは、ボードがソフトになったことにより、先に書いた通り雪面を直に感じるようになってしまい、パイプの中はガチガチだから走ること自体が難しくなってしまいました。壁を昇るのは以前よりも高くまで昇るのですが、その対処がまったくできない感じで、我慢しきれずずるずると落ちてしまう入門者状態。でもこれは新パートナーとの初日なわけだし、徐々に馴れてくるだろうと思っています。


いうわけで、新ボード、新バイ、新ブーツとの初日が終わりました。おいらは04-05シーズンからずっと同じ板に乗り続けてきたから、この日は1日本当に楽しかったなあ。このワクワクはまだ当分続いてくれそうです。あっ一応問題も。今回の新ボードはホットワックス磨きはやっているけど、エッジ落とししてないんだよね。時間を見付けてやらないと。いろいろと危ないですからね。あとはこの日の経験をもとに、最高の状態にすべく来週末までにギアを弄りまくろうと思っています。嗚呼、楽しみだ。(おわり)