皆様、こんにちは！
にこぷらすでございます
ご訪問いただきありがとうございます！
季節のせいでしょうか？
神棚の榊に花が咲きました
今年2回目です
しかも今回は昨年神棚からおろした枝で
あまりにもピンピンしてたので
捨ててしまうのはかわいそうだと思い
別の入れ物にさしておいたやつです
小さな白い花が咲いています
かわいらしいですねぇ(^_^)
さて
本日は弦を強くおさえて弾くことが
どんな風に良くないのかを
書きたいと思います
弦をおさえる時の力加減については
↓↓↓こちらもご参照ください
私が二胡を習い始めた頃の中国の二胡教材では
弦をおさえることを
「按弦」と表記していましたが
後に
「触弦」という言い方が出てきました
ザックリ説明すると
按弦は「弦をおさえる(押す)」というイメージで
触弦は「弦に触れる」というイメージです
なぜ触弦という言い方が出てきたのか？
按弦(弦をおさえる)だと
力を入れて強く弦をおさえるんだ！と
勘違いしてしまう人がいるからだそうです
そんなに強い力は使いませんよという事を
表現するために触弦(弦に触れる)が
使われ始めたようです
(まぁ一般的には「按弦」を使いますけどね)
では、なぜ言い方を変えてまで
弦をおさえる時の力加減を細かく言うのか？
それは
弦をおさえる時に力を入れ過ぎると
いろんな弊害が出てきて
メリットがなんにも無いからです
【弦を強くおさえる弊害とは？】
★不必要な力を使うので
手も腕も疲れやすくなります
★かなり強い力を使っている場合は
指先が腫れたり、最悪腱鞘炎になったりと
明らかな症状が出てきます
★弦をおさえる力が一定にならないので
どんなに練習しても
いつも音程が不安定になります
弦は張力が上がると音が高くなります
強くおさえるほど弦の張力があがり
音が高くなっていきます
弦をおさえる時に指を置く位置が
常に同じであったとしても
おさえる力が変わってしまうと
音程は簡単にズレてしまいます
ちゃんと同じ位置をおさえているはずなのに
音程が不安定な方は
●おさえる力が強すぎないか
●おさえる時の力が毎回変わっていないか
確認してみてください
★ポジション移動がスムーズにできなくなります
指に強い力が入っていると
それだけ体も緊張して強ばってしまうので
思ったように手や腕を動かせなくなります
ポジション移動を練習し始めたばかりの方は
自分は緊張なんかしていない！と思っても
無意識のうちに緊張していることが多いです
練習に夢中になって忘れがちですが
腕や肩まわりがガチガチになっていないか
こまめに確認して
ストレッチすると良いと思います
★指に強い力を入れると手が強ばるので
手の自由が制限されてしまいます
過剰な力により手が強ばって
思うように動かせなくなるので
速いテンポの曲になると
動きがが追いつかなかったり
本来はその曲が弾けるだけの
技術レベルがあるにもかかわらず
上手く弾けなくなったりしてしまいます
★指以外のところにも支障が出ます
指に力が入っているということは
体の他の部分にも力が入っています
力が入ると「緊張の姿勢」を誘発するので
フォームが崩れて体の様々な部分にも
負荷がかかるようになってしまいます
緊張の姿勢についてはこちらをご覧ください
↓↓↓
そのまま練習を続けると
手、腕、肩が極度の筋肉痛になって
日常生活に支障が出たり
関節を痛めたりしてしまいます
★本来弾ける曲も弾けなくなります
前項にも書きましたが
強い力を入れるということは
少なからず体が緊張して強ばります
そのため自分の体なのに
上手くコントロールできなくなります
本来ならばその曲を弾けるだけの
技術レベルがあるのに
余計な力のせいで
指の動きのコントロールが効かなくなり
上手く弾けなくなってしまうことがあります
などなど・・・
軽～く挙げただけでも
これだけデメリットがあります
指に力を入れるということは
クロスカップリングを起こして
体のあちこちの部位に緊張を招き
負荷がかかります
体が緊張して強ばると
自分の体なのに
上手くコントロールできなくなります
言い方を変えれば
指に強い力を入れて弦をおさえなければ
クロスカップリングを起こすこともないので
支障が出ることはないという事です
たくさん練習しているのに
なかなか進歩しないな～と感じている方は
弦をおさえる時の力加減を
もう一度見直してみると良いかもしれません
二胡初心者だけでなく
ある程度楽曲をやっている方でも
曲の盛り上げポイントでは
つい手に力が入ってしまいがちですが・・・
ハートは熱く、手元はクールに！
これでございますよ(^_^)ホホホホホホ！
本日もお読み頂きありがとうございました
それでは皆様ごきげんよう！(^o^)