皆様こんにちは!
にこぷらすのブログに
ご訪問ありがとうございます


余計な力や過剰な力

これって本当にいろんなことを
邪魔してきます(>_<)
そして力を入れれば入れるほど
自分の体を
コントロールしにくくなります

例えばフタが固くて開かない時に
力を込めて開けようとすると
手や腕がブルブルしてきます
力を目いっぱい入れたまま
そのブルブル抑えられないですよね
そんな感じで力を入れるほど
自分の体をコントロールしにくく
なってしまいます
二胡を弾く時も同様です



二胡を弾く時の
余計な力や過剰な力は2種類あります


意識的に力を入れたら
やりすぎちゃった場合と

上手く弾けないかもしれない!という
不安ストレスが
無意識に体を縮める姿勢を引き起こし
変に力が入ってしまう場合
↓↓↓


この2つが自分の動きの自由を妨げます


意識的に力を入れた場合は
自覚があるので直せますが
不安ストレスが作り出す
余計な力や過剰な力は
無意識的に体に起こる反応なので
なかなか自覚できないことが多いです
自覚がないので直すこともしません

厄介なことに中級者や上級者だと
余計な力に邪魔をされていても
強引に弾いてしまえば
そこそこ楽曲を弾けてしまいますから
なおのこと余計な力が入っていることを
気にする人はいないと思います



しかしこの不安ストレスによる
余計な力や過剰な力を抜くように心がけると


うわっ、
なんかできる!楽に弾けるっ!( ≧∀≦)ノ


な~んて
自分で自分にビックリしちゃうくらい
急にできるようになったりします
正確に言うと
本当はできるだけの技量があるけど
不安ストレスの反応に
邪魔されていたということです
余計な力や過剰な力が無くなった時の
なんて楽に弾けるんだろう!という
この感覚は実際に体験しないと
いかに余計な力が妨げになっているかが
わからないので
なかなか余計な力を抜くことの
重要性ってわかってもらえないです(^_^;)



では二胡を練習する時に
どうやって見つけて
余計な力や過剰な力を抜くのか?


弓をしっかり弦につけなきゃ!と
意識的に力を入れている場合などは
やりすぎちゃった分の力加減を
抑えれば良いだけなのですぐに直せます


では不安ストレス反応による
無意識的にやってしまう
余計な力や過剰な力の見つけ方は
どうするのか?



まず二胡を弾いている時に
下記のようになっていないか
チェックしてみます

■肩が上がり気味になっていないか?

■首を縮めていないか?

■アゴが前に出ていないか?

■肘・腕・手の筋肉や筋が
 硬直しているような感覚がないか?

■弦を強くおさえて
 指先に痛みを感じていないか?

■弓を強くにぎって人差し指の基節や
 親指に痛みを感じていないか?

■猫背になっていないか?

■背中は真っ直ぐだけど
 腰を曲げる姿勢で座っていないか?

■前傾姿勢で二胡にしがみつくような
 姿勢になっていないか?

■呼吸が浅くなっていないか?

■歯をくいしばっていないか?

■背中や肩が緊張して
 硬直している感覚がないか?

■腹筋が硬直している感覚がないか?

■上半身はリラックス出来ているけど
 足が緊張で硬直している感覚がないか?



わかりやすい反応をざっと挙げただけでも
これだけチェックポイントがあります
これらの反応を見つけたらすぐに
姿勢を整えたりリラックスするようにします
深呼吸も効果的です


上記の反応は単独で起きたり
クロスカップリングにより
複雑に絡み合って起きたりします
目で見てわからないくらい
わずかな反応のことも多いです
しかし
わずかな反応でも
演奏や練習の邪魔をするには充分です


ああすればいい、こうすればいいという
コツ的なことを集めて実践する
足し算の練習も良いですが
余計な力や過剰な力を抜くという
引き算の練習をしてみたら
体を自由に使えるようになって
皆様を悩ませる「上手くいかない!」を
意外と簡単に
解決できるかもしれません(^_^)


本日もお読み頂き
ありがとうございました
それでは皆様ごきげんよう!