皆さんこんにちは。

たまです。

 

函館旅行の最終回をお送りします。

3日目、いよいよ最終日。

最後まで函館を味わい尽くそう!!

 

 

函館旅行記 Vol.3

 

 

 

Vol.1(初日)はこちら

Vol.2(2日目)はこちら

 

 

■3日目(12/7)
いよいよ最終日。
この日の夕方には、東京にリターン。
最後まで楽しむため、朝から行動を開始です。

朝8時、五稜郭公園を再訪。
まだ人がいない公園を、ゆっくりと散歩しました。

 

 


前日の夜の間に降った雪が、景色を雪国らしくすると同時に物音を吸収し、
清廉かつ静謐な場所が広がっています。
色も音もない世界なのに、心が穏やかになりました。
無機質ってわけでもないんですよね。
なんとも不思議な時間を経験。

 

 


 

 


五稜郭は、江戸時代末期の奉行所跡。
函館戦争では旧幕府軍が本拠とし、内戦の舞台となりました。
当時の函館奉行所も再建され、博物館として利用されています。

まだ営業時間前。
人影はなく、静まりかえっています。


五稜郭タワーも静かなもの。


散歩の最中、空は快晴なのに雪が舞ってきました
驚きましたが、それ以上に凄く綺麗でしたね。


遠くで降った雪が風に乗って流れてくる現象で、「風花」と言われるそうです。
良いものが見られました。

程なくして公園内に団体様が複数ご到着になり、にわかに騒がしくなってきました。
ちょうど奉行所が開場する時間だったので、そこに合わせて来る人が多いみたいです。

函館旅行の前、函館ユニットカーニバルに現地参加していたケロケロくんから
五稜郭は朝に行った方がいい」というアドバイスをもらっていたのですが、
なるほどこういうことか。
静かな雰囲気を味わいたいなら、9時でももう遅いくらい。
頑張って早起きして良かったです。

9時になって五稜郭タワーも開いたので、もう一度登ってみました。

雪化粧の五稜郭もいいですね。
青空と相まって、鮮やかに見えます。


Vo.2では触れませんでしたが、五稜郭タワーもサンシャインで登場しました。
昼のシーンだったので、再現度としてはこの時間帯の方が高いですね。

 



函館山も綺麗に見えます。
こうして見るとやっぱり大きい函館山。



ゆっくり見ていたら、また雪が降ってきました。
ものの5分でこんな景色に変わってしまうので、ビックリしました。
この日に限らず、函館はすぐ天気が変わるので気が抜けなかったです。


五稜郭タワーを出た後は、すぐ隣にあったラッキーピエロで重めの朝食。

人がいなかったので、店内の写真を撮りました。
サンシャインで登場した店舗とは別ですが、内装は凄く似ていますね。

 

 

 

 

 


ラッキーエッグバーガーを注文。
ハンバーグと一緒にトマト、玉葱、目玉焼きが挟まれていて、これでもかとばかりに
バーベキューソースっぽいのとマヨネーズが練りこまれています。
ラッキーピエロのハンバーガーの中で No.2 の人気だとか。
ちなみに人気 No.1 はチャイニーズチキンバーガーらしいのですが、
初日にオムライスと一緒にチャイニーズチキンは食べていたので避けました(笑)
やはりご当地バーガー日本一のお店なら、ハンバーガーを食べたいものです。

 

注文から提供までは5分くらいで、すぐにご提供頂きました。
単品で一個だけ食べます。

 



・・・デカくね?
比較対象がないのでわかりづらいですが、成人男性たる私の握り拳より
二周り以上も大きいです。
持った時もズッシリきました。

包みを上手く開けなかったのでちょっと圧縮されちゃっていますが、
調理は綺麗にしてくれています。



食べた感想
暴力的な美味しさですね。
見た目通りに大味です。

ハンバーグが肉厚でちゃんとしたものなので、大味でありながら
必要以上にジャンクフードっぽさが無いのが凄い。
ちゃんと食事を摂った感じがします。

サイズも半端じゃないので、1個食べて満腹になりました
それなりにお腹を空かせて行ったのですが。。。
見栄を張ってセットとかにしなくて良かったです。

さすが全国No.1のご当地バーガー。
良い経験ができました。

 

 


お店を出た後は、ホテルに戻りました。
チェックアウト時刻が迫っており、2泊3日を過ごした部屋ともお別れです。

滞在中あんまり部屋の中にはおらず、せいぜい夜にお酒を飲んで寝る程度
だったので、チェックアウトする時もけっこう綺麗なままでした。

 


五稜郭公園前から函館市電に乗車。
3日間に渡って乗りまくった函館市電もこれで最後です。
路面電車は他にもありますが、函館市電はレトロな雰囲気が漂っていて、
乗っていて凄く楽しかったですね。
赤字状態となっており、維持するのも大変とのことですが、
なんとか維持してほしいところ。
また乗りに来たいです。

 


函館駅前に戻り、あとは空港へ・・・の前に、最後のアクティビティ
函館駅から歩いてすぐのところにある青函連絡船 摩周丸の見学に行きました。

 

摩周丸は、かつて青森と北海道を結んでいた連絡船の中の一隻。
青函トンネルの開通に伴いその役目を終え、現在は中の一部が
博物館として改装され有料公開されています。

 

 


船の説明だけでなく、青森と函館の連絡船の歴史も含めて幅広い
紹介をしてくれているので、見応えがあります。

また、操舵室に入ることもできます。


計器類に触ることができたのは楽しかったですね。
特にコロナ化でのここ最近では、備品に手を触れていいのは珍しいような。

船の中からは函館湾が見渡せます。


乗務員の制服も展示されています。
どことなくレトロな雰囲気を感じますね。

 


Windows XP!!
しかもHome Edition!!
まだ生きとったんかワレェ!!



船を出て、桟橋に出てみました。

船体を見渡すことができます。
良い意味での年季を感じる外見です。
見られて良かった。


船の前方には、3日間に渡って観光をし尽くした函館山の景色が展開。
山頂の展望台八幡坂旧函館区公会堂旧イギリス領事館
小さくも 茶房 菊泉さんも見ることができます。
碧血碑は、山の左手のほうかな。
こうして見ると、改めて綺麗なところだったと実感します。


旅の最後の総括として、最高の景色でした。

また来るよ、函館。


函館駅にリターン。
せっかくなので、入場券を買ってホームに降りてみました。

 

 


函館駅ホームに降り立つのは人生で2度目。
前回は14年ほど前、寝台特急北斗星で上野から札幌まで移動した時に、
この函館駅で機関車の付け替えがあり、明け方のド早朝ながら
起きてホームに出て、機関車の付け替えを見学しました。

これは上野駅で撮った写真。

右上にガラケーが写っています(笑)

当時はiPhoneが上陸すらしていませんでした。

 

 

14年経って同じ場所に来るというのも、なんともノスタルジック。
この湾曲したホームは、記憶の通りでしたね。


この線路が私の住む街にも繋がっていて、時間さえかければこの鉄路を辿って
家に帰ることができると思うと、改めて鉄道網という文明の凄さを感じます。
今回の旅行では函館市電しか利用しませんでしたが、
いつかまた鉄道でこの街に来るのも悪くないな、と思いました。

 

 


ホームから出て、函館で最後の食事。
麺厨房 あじさい塩ラーメンを食べました。
北海道といえば味噌ラーメンのイメージだったのですが、
函館はで塩ラーメンがご当地メニューとなっているようです。
北海道三大ご当地ラーメンの一つに数えられているらしく、
ラーメン好きとしても是非とも食べてみたいと思いました。

このお店は、函館でも有名なお店の支店です。
本店の方が美味しいとの評判ですが、ご当地メニューを味わうという
範囲でしたら十分でしょう。

注文からすぐに提供。
さっそく食べてみます。

 



あぁ~美味しい~~~!!!

 


私はラーメンはこってり濃い味が好きなのですが、そんな私でも
食べた瞬間に声が出そうになるあっさり風味。
スルスルと食べてしまえる喉越しの良さも心地良いです。
正直、あんまりお腹は減っていなくて、味わうために入ったのですが、
あまりに美味しくて自分でもビックリするほどサッと食べてしまいました。
いや~~、最後まで函館の食事はたまらなかった!!!

以上で函館でのアクティビティはすべて終了。
函館駅からバスに乗り、函館空港まで移動しました。

 


函館空港は、小雨が降る天候。
この日は朝から吹雪、晴天、小雨とめまぐるしく天気が変わりました。
思えば函館に来て雪には降られましたが、雨は帰り間際だけ。
天候には恵まれましたね。

函館山の方では雪が降っているようです。

折り返しで私が登場する機材が羽田から到着。
最後までよろしくお願いしますよ・・・!


搭乗手続きを済ませ、乗り込んだあたりで天気がちょっと回復しました。
最後に函館山の姿を綺麗に見られて良かったですね。


離陸時は往路ほどは緊張しませんでしたが、それでもやっぱり
ちょっと緊張しました。
やっぱり私は飛行機が苦手です。。。

函館を発ってしばらくは、往路と同様に雲海を眺める景色でした。


途中、上空で雲の上を滑空するように反対方向に飛んでいく飛行機とすれ違いました。
地上から見上げているとわからないのですが、飛行中の飛行機って本当に速い!!
相対的に自分がどんな速度で移動しているかを実感。

前述の通り私は鉄道の方が好きなのですが、距離が伸びれば伸びるほど
飛行機の可用性が高まりますよね。
東京から函館まで電車で来ると、所要時間はほぼ5時間。
その距離を飛行機は1時間弱でカッ飛ばしてしまうのですから、
搭乗手続き等を含めても所要時間は段違いです。
飛行機っていうのもまた、偉大な発明ですね。

飛行機は順調に飛行し、茨城あたりからは雲が晴れて大地を
見渡せるようになりました。


成田空港も見えます。
余談ですが、私が空から見下ろした数時間後に、ワールドカップを戦った
日本代表メンバーがカタールからこの空港に降り立ち、帰国しました。

敗れたのが私が函館に着いた日の夜で、そこから2日足らずでもう帰国なのですから、
早いなぁと思います。もう何日か、観光なり別の試合の観戦なりすればいいんじゃ
ないかと思うのですが、そういうわけでもないのでしょう。

綺麗な東京湾の夕焼け。
まもなく羽田に到着です。


完璧な着陸。
東京に戻ってきました。
飛行機はやっぱりまだ刺激がありました(笑)

 



旅の工程は本当に全部終了。
私の函館旅行は完結となりました。
 

 


函館、最高に楽しかった!!
良い旅でした!!!

 

 


■総括
めっちゃ楽しかったですね。
2泊3日、それなりに長い時間をかけて朝から晩までずっと動き回り、
凄く行きたかったところには行けたのですが、それでもまだまだ
行きたいところはあって、函館という街の観光資源の豊富さに驚かされます。
二日目なんか11kmも歩いていたのに。。。
歩きすぎでしょう。

函館は、とても賑やかな街でした。
行く前は、静かな街なんだろうと勝手に想像していたのですが、
観光都市なだけあってどこにも人の声が聞こえました。
その中で、碧血碑のあたりだけは静まり返っていたことが、
逆にあの場所の特異性を感じさせたような気がしますね。

今回の旅の目的の一つに、SaintSnowを主体にしたサンシャインの
聖地巡りがあったのですが、残念ながらラブライブの聖地である痕跡は
沼津ほどには残っていませんでした。
表参道あたりのお店のラブライブ!スーパースター!!に対する反応が示した通り、
ラブライブとコラボなんぞしなくても人を集められる街は
あんまりラブライブとのコラボを打ち出さないんですよね。
お台場は不思議とニジガクをアピールしてくれるんですが、それはレアケース。
函館も、悪意はないまでもそこまで打ち出す必要がないのでしょう。

その中で、茶房 菊泉さんがSaintSnowを思いっきりアピールしてくれて
いるのは凄く嬉しかったです。やっぱりいつまでも地元に根付いてほしいと
思うのがファンとしての想い。
それを感じられたのが、今回の旅のハイライトとして記憶しておきます。


以上、函館旅行記でした。

 

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